天職のみつけ方
“天職”との出会いは、偶然ではありません |
天職は“偶然”みつかる?
まずは天職をみつけた人を調べました。すると予想以上に多くの人が「たまたまだった」「仕事は“縁”」などとコメントしています。まるで天職との出会いは“偶然”のように語られています。しかしよく調べると、本人が偶然と思うほどその仕事との出会いが“自然”だっただけで、やはりある程度パターンがありそうです。大きく分けて「出会った人」「過ごした場所」「触れた情報」が、天職との出会った最初の接点のようです。
「人」「場所」「情報」から天職を発見する
1.人何事においてもそうですが、接触した「人」の影響は、極めて大きいものがあります。「人」で多いのが、「両親・祖父などが従事していた」「恋人の仕事を手伝ううちに」「友人がやっていて面白そうだった」などの理由です。「人」との出会いがなければ、その仕事を一生知らなかったかもしれません。
2.場所
「場所」は“環境”と言い換えるべきかもしれません。このパターンには「実家が商家だった」「海が近かったので始めた」「地元の名産だった」というケースがあります。毎日身を置く環境から得られる経験は、その環境に大きく左右されます。
3.情報
最近はこの「情報」を通じて、全く接点のなさそうな仕事と出会った人が増えています。ちょっと前までは新聞や雑誌、TVだったのが、インターネットによって、さらにたくさんの情報に接することができるようになりました。海外のウェブサイトでみた仕事が気になって、ついに会社を立ち上げたという例も増えてきました。
「接点」を増やせ
「人」「場所」「情報」という切り口で未知の仕事と出会う機会を増やせば、天職がみつかる確率が高くなると思います。なかなか見つからない人は、初対面の人とのコンタクトを積極的に取っているか? 新しい「情報」と接する機会を意識的に増やしているか? などをチェックして改善するといいと思います。もし少しでも気になる仕事や業界があれば、突っ込んで調べるとよいでしょう。調べてゆくうちに、また別の仕事が現れてそちらに心を奪われるかもしれません。とにかく、「これぞ天職!」と思えるまで、たくさんの人に会い、いろいろな場所を訪ね、世界中の情報を仕入れるしかないでしょう。
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