キャリアプラン/自己分析の方法

自分に合った仕事を見つける 天職の発見

自分に合った仕事を見つける方法は、人それぞれ。実際にやってみる、調べてみる、好きなこと、今までの経験など、さまざまな方法で“天職”を見つける。

執筆者:角田 正隆


天職のみつけ方

キャリアプランニング
“天職”との出会いは、偶然ではありません
あまり楽しくない仕事に長い時間を費やすのは、非常に苦痛です。そんな日々を過ごしている人には、“天職”をみつけイキイキと働く人がとても羨ましく見えるでしょう。とはいえ「じゃあ、あなたも天職をみつければいい」といわれ、いざ探そうとしても、すぐにはみつからないものです。今回は“天職をみつけるヒント”をご紹介します。

天職は“偶然”みつかる?

まずは天職をみつけた人を調べました。すると予想以上に多くの人が「たまたまだった」「仕事は“縁”」などとコメントしています。まるで天職との出会いは“偶然”のように語られています。

しかしよく調べると、本人が偶然と思うほどその仕事との出会いが“自然”だっただけで、やはりある程度パターンがありそうです。大きく分けて「出会った人」「過ごした場所」「触れた情報」が、天職との出会った最初の接点のようです。

「人」「場所」「情報」から天職を発見する

1.人
何事においてもそうですが、接触した「人」の影響は、極めて大きいものがあります。「人」で多いのが、「両親・祖父などが従事していた」「恋人の仕事を手伝ううちに」「友人がやっていて面白そうだった」などの理由です。「人」との出会いがなければ、その仕事を一生知らなかったかもしれません。

2.場所
「場所」は“環境”と言い換えるべきかもしれません。このパターンには「実家が商家だった」「海が近かったので始めた」「地元の名産だった」というケースがあります。毎日身を置く環境から得られる経験は、その環境に大きく左右されます。

3.情報
最近はこの「情報」を通じて、全く接点のなさそうな仕事と出会った人が増えています。ちょっと前までは新聞や雑誌、TVだったのが、インターネットによって、さらにたくさんの情報に接することができるようになりました。海外のウェブサイトでみた仕事が気になって、ついに会社を立ち上げたという例も増えてきました。

「接点」を増やせ

「人」「場所」「情報」という切り口で未知の仕事と出会う機会を増やせば、天職がみつかる確率が高くなると思います。なかなか見つからない人は、初対面の人とのコンタクトを積極的に取っているか? 新しい「情報」と接する機会を意識的に増やしているか? などをチェックして改善するといいと思います。

もし少しでも気になる仕事や業界があれば、突っ込んで調べるとよいでしょう。調べてゆくうちに、また別の仕事が現れてそちらに心を奪われるかもしれません。とにかく、「これぞ天職!」と思えるまで、たくさんの人に会い、いろいろな場所を訪ね、世界中の情報を仕入れるしかないでしょう。

関連リンク 適職発見
天職はどう見つける? [All About 女性のキャリア]
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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