大阪都心部へは鉄道で2WAYアクセス
(上)地下鉄「なかもず」駅から南海「中百舌鳥」へとむかう長いエスカレーター(下)南海線~地下鉄間を移動する人々
ただ、泉北高速については「泉ヶ丘」駅、「和泉中央」駅といったニュータウンを中心とした住宅街へと向かう鉄道である為、通常の通勤・通学には梅田・難波・天王寺などの都心へ向かう地下鉄、もしくは、南海線を利用する方が多いでしょう。
梅田方面へは大阪市営地下鉄が乗り換えなしで便利です。所要時間は大阪市営地下鉄「なかもず」駅から「梅田」駅迄、平日朝は乗り換えなしで35分程度。平日夕方の反対(中百舌鳥行き)は32分程度。いずれにしても30分強で都心迄いけます。
難波方面へは、大阪市営地下鉄「なかもず」駅~「なんば」駅と南海高野線「中百舌鳥」駅~「難波」駅の2WAYアクセス。朝の上り、夕方の下りともに20~25分で到着です。
各高速が近く、沿道沿いの買物施設も充実
周辺の幹線道路沿いには多くの商業施設が並ぶ。上は「ときはま線」の業務スーパー、下は310号線のスーパー玉出。
北西方向約4kmには大阪市内方面へ向かう阪神高速15号堺線「堺」入口があり、東方向約7kmには阪和自動車道(一般道は中央環状線)と南阪奈道路の始点が交わる美原(JCT)ジャンクションがあります。美原ジャンクションでは東大阪から守口方面へ向かう中央環状線北向、高石方面へ向かう中央環状線南向、そして二上山を越えて大和高田方面へと向かう東向とが交差します。
また、一般道では、中百舌鳥界隈の北部を走る中央環状線、南側を走る国道310号線(高野街道)が東西をつなぐ幹線。双方に直行するように南北方向を走り大阪市内へと抜けるのは府道28号線(通称:ときはま線)です。ときはま線というよりも「我孫子筋の大和川を越えてからの道」といった方がわかりやすいかもしれません。
一般道は沿道沿いの商業店舗が充実しており、グルメシティーやイズミヤ、スーパー玉出等のスーパーや飲食店が大変充実しています。
南海高野線を挟んで、北側は奈良・飛鳥へと続く竹内街道、南側は、高野山へ続く西高野街道。堺市中心部から中百舌鳥界隈は、今も昔も交通利便なエリアなのです。
旧街道の多く残る堺市には、その面影を残した旧市街地と新たに開発されたニュータウンエリアがありますが、ここ中百舌鳥界隈ではその両方をみる事ができます。次のページからは写真を中心に中百舌鳥界隈の紹介、まずは整然とした開発された街並を紹介いたします。