指定席を作って、アイロンを「家族家事」に

最近は形状記憶のシャツなども増えたので、アイロンはほとんど使わないという家も多くなってきました。ただ、制服のシャツや、クロゼットから出した服にしわがあったときなどに、ちょっとアイロンを使いたい、でがけにYシャツの襟だけぴしっとさせたい……といった需要はあるはずです。

「ちょっと」使いたいその時に、アイロンとアイロン台を収納から出してセッティングして……と考えると、面倒。結局「やらなくてもいいか」となってしまう人もいるのでは。

衣類管理ステーション

わが家の衣類管理ステーション。スタンド式アイロン台のスペースだけ確保できれば、収納は壁に簡単に作れます

簡単にアイロンがけができれば、家族が自分の衣類のメンテナンスを気軽にできるのでは? そこで、「壁につけられる家具」とスタンド式のアイロン台で、出しっぱなしでもおしゃれなアイロン台の定位置を作ってあげました。写真が、そのコーナーです。

ポイントは「衣類に関する道具はここにすべてそろっている」こと。出勤や登校の前に、衣類のSOSは自分で解決できる場所として、以下の機能を持たせています。

  1. アイロンがけに必要なものが1カ所にまとまっている
  2. 糸くずや埃取りの道具がすぐ手に取れる
  3. 染み抜きや消臭の道具がそろっている
  4. ボタン付けなどの簡単な裁縫道具がそろっている
  5. アイロン済み、アイロン待ちの服がちょっと掛けできる


壁につける家具6

ひっかける、収納する、確かめるの3つの機能を壁につける家具で実現

アイロン台はスタンド式のほうが体の移動が楽で、作業へのハードルが下がります。写真は無印良品のアイロン台。簡単な身繕いまでできるように、バストアップが写る場所に「壁につける家具・ミラー」も取り付けました。

隣には「壁につけられる家具・箱」をセッティング。ここには染み抜きや裁縫道具などがまとめて収納されています。半透明で中が透けてみえるボックスを使うことで、一目で中に何があるかがわかるようにしているので、家族にもわかりやすいのがポイントです。


 

衣類管理ステーション3

長押のような機能があれば、霧吹きやスプレーのりは簡単にひっかけられます。ブラシやコロコロクリーナーもここにまとめて

「壁につけられる家具・長押」には、霧吹き、スプレーのり、衣類の消臭剤、洋服ブラシや、糸くずやほこり対策のコロコロクリーナーなどもひっかけられます。明日着る予定のシャツにアイロンをかけて、ここにちょっとひっかけておくことも。

棚にしまい込んでしまうより、一目で何があるかが家族に見えるのも、大切なポイントです。長押は、そんな用途にぴったり。
ガイド宅では箱をつけて収納量を増やしていますが、「壁につける家具・棚」でも裁縫道具などは置くことができます。上手にアレンジしてみて。