照明・LED/照明・LED関連情報

光の館を訪れて 5ルクスの世界(2ページ目)

日常体験している明るさを数値であらわすと、どれくらいでしょうか?今回は明るさと新潟にある光の館をご紹介します。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

宿泊できる瞑想空間


先日、新潟にある光の館に行ってきました。ここの照明はジェームズ・タレル氏というアメリカのデザイナーの手によって瞑想のためのゲストハウスとして構想されています。

和風建築のなかに浴室や天井が開閉する部屋などに照明の仕掛けが施されており、とても興味深い空間です。和室は3つあり全体に調光装置つきの間接照明で明るさの変化や雰囲気が楽しめます。それらの部屋ではジェームズ・タレル自身が調光器のスイッチ目盛りに推奨する明るさの位置を示しています。その位置にあわせて部屋の明るさを測定すると、主要部で5ルクス前後の照度が得られました。

この明るさは第一印象で言えばとても暗いと思われますが、実際体験してみるとそうではないのです。電球色蛍光灯の光が木の天井に反射して得られた5ルクスがとても暖かく心地よいのです。

この光の館は少し高台に位置して周辺には建物がなく、夜になると真っ暗闇です。そのような暗さに眼が順応しているため、5ルクスが都会で体験するのと違った明るさ感になっていることも事実です。
 
そういえば以前、禅寺の座禅堂の明るさやスペインの教会の礼拝堂の明るさを測定したとき同じように主要部で5ルクスくらいであったことを思い出しました。情景にもよりますが、もしかしたら5ルクスという明るさは、眠くならない程度で瞑想に相応しい光量なのかもしれません。

天井が開閉し、空の変化を楽しめる
30分後
1時間後



<関連記事>
「自然光を採り込む デイライトデザイン」
「癒しの光~ストレスからの解放」
「適材適所の光 リラックスに明るさは必要?」

匿名で優良会社にリフォーム相談!

ホームプロでリフォーム会社を探す

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます