竣工後3年経った受賞の理由
現在はマンションのデザイン性に脚光が集まる時代。毎年開かれるグッドデザインアワードにも、数多くのデベロッパーが幾棟もの新築物件をエントリーしている。毎年優れた作品が受賞するが、そのほとんどは受賞年に竣工したものが大半。建物の外観におけるデザイン性に対し、評価されたかどうかが問われるのか、出来たて時が見栄え的にも最も適しているのだろう。
ところが、今年受賞した「アトラス江戸川アパートメント」はじつに3年前に完成したマンション。住民の自然な交流を企てたコンセプトとプランニングが3年の実証期間を経て評価された。
このマンションは旭化成ホームズが、同潤会アパートの建て替え事業として取り組んだプロジェクト。集合住宅の原点ともいうべき同潤会の刷新だけではなく、同社ならではの経験とノウハウをいかし、これまで歴史を刻んできたコミュニティーを継続発展させることに注力した。その功績に対する評価と捉えても良いだろう。
08年度グッドデザイン賞受賞、アトラス江戸川アパートメント(同潤会江戸川アパートメント建替え事業:平成15年5月竣工) |
都心の人気立地タワーマンションが続々と
地下鉄日比谷線と東急東横線の交わる「中目黒」駅。恵比寿と並んで、都心の住みたい駅として常に上位に来る人気の駅に、今年タワーマンションが売り出され話題になった。「中目黒アトラスタワー」地上45階、総戸数495戸の規模を誇る。中目黒徒歩2分のタワーマンションは、広尾ガーデンヒルズ、恵比寿ガーデンプレイス、代官山アドレスに匹敵する都心を代表するランドマーク的存在と言えるだろう。
さらに、現在では地下鉄「六本木」駅徒歩3分、同「乃木坂」駅5分の場所に「アトラスタワー六本木」を分譲している。都心の人気立地に、旭化成ホームズが築き上げた価値観が続々と形になっていく。
「中目黒」駅から徒歩2分。駅前再開発のタワーマンション「中目黒アトラスタワー」(モデルルームリビング写真) |
「アトラスタワー六本木」外観予想 |
◆ヴィンテージマンション一覧◆
【フェイスブック】
高級マンション
Copyright(C)2006 MH3 Inc. All rights reserved.