不動産売買の法律・制度/不動産売買の法制度

覚えておきたい住まいの数字(5ページ目)

住宅や土地を買おうとすれば、避けて通れないのが数字の世界。購入物件を選ぶときにも数字の知識が必要です。そこで今回は難しい計算を抜きにして、数字が嫌いな人でもわかる「住まいの数字」をまとめてみました。

執筆者:平野 雅之


20

〔20%〕
自己資金の目安。物件によっては (購入者自身の条件もありますが) 100%ローンも可能ですが、安全な資金計画を考えるのであれば、物件価格の20% (諸費用と手元に残すお金を含めれば30%) 程度の自己資金は用意するようにしたいものです。

〔20階〕
明確な定義はありませんが、一般的に20階建以上のマンションが超高層マンションと呼ばれます。さらに50階建以上になると 「超・超高層マンション」 と呼ばれる場合もあるようです。

〔20年〕
税金に関する特例では、中古の一戸建住宅 (木造などの場合) を取得するときに、築後20年以内であることが要件となっているものがいくつかあります。


24

〔24号〕
ガス給湯器の能力には10号、16号、24号、32号などがありますが、24号以上のものであればキッチンと浴室で同時にお湯が使えます。一人住まいであればそこまで必要ないでしょうけどね。


25

〔25%〕
住宅ローンの返済負担額を年収の25%以内にするのが、安全な資金計画の目安とされています。

〔25mm〕
寒冷地などを除き、外壁面の内断熱材 (硬質ウレタンフォーム) の厚さは25mm以上が目安とされています。屋根については35mm以上が目安です。

〔25年〕
税金に関する特例では、中古マンション (および耐火建築物である一戸建など) を取得するとき、築後25年以内であることが要件となっているものがいくつかあります。


30

〔30%〕
住宅ローンの返済負担額を含む住居関連支出は、年収の30%以内に抑えるのが目安とされています。

〔30mm〕
コンクリートのかぶり厚 (鉄筋を覆うコンクリートの厚み) の最低基準。40mm以上は欲しいところです。


35

〔35年〕
一般的な住宅ローンの最長返済年数になっています。ただし、完済時年齢 (住宅金融公庫では80歳、金融機関によっては70歳の場合もあります) も併せて考えなければなりません。


40

〔40アンペア〕
マンションでの電気容量の標準は40アンペアですが、60アンペアまでは増設可能な物件が多いようです。中古物件では30アンペアまでのこともあり、中には増設できないケースもありますので注意が必要です。

〔×40〕
住居系用途地域内で前面の道路幅員が12m未満の場合、 「指定容積率」 か 「道路幅×40」 のどちらか低いほうの数値が適用されます (一部、指定を受けた区域では×60) 。例えば前面道路の幅が5.0mの場合 「5.0×40=200」 となり、指定容積率が300%であっても実際に適用される容積率は200%が上限となります (特定道路による緩和などがある場合を除く) 。



【 0~ 2
【 3~ 5
【 7~ 15
20~ 40
45~ 70
80~240
550~  】



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