押さえておきたいエステ・スパ用語集
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は行 ま行 や行 ら行 わ行
【あ】
アクティビティー(Activity)
スパで提供されるヨガ、エアロビクスなどの運動療法や、スパ周辺で行われるハイキングやサイクリング、バードウォッチングなど体を動かすプログラムの総称。アヴィヤンガ (Abhyanga)
インド5000年の伝承医療「アーユルヴェーダ」の代表的なオイルマッサージ。暖かいハーブオイルを用い、優しくリズミカルなタッチで行う。体の免疫機構を強化し、毒素を排出させる効果があるといわれている。 痩身系マッサージの“インドエステ”と混同されがちだが、まったく違うので注意。アフュージョン・シャワー(Affusion shower)
裸または水着の状態でマットの上に寝そべり、複数のシャワーヘッドから温水を浴びる水療法の一種。水圧の刺激で血行を促すことで、ストレスの軽減や筋肉疲労を取り除く効果があるといわれている。「ヴィシー・シャワー」と呼ばれる場合もある。アロマセラピー・マッサージ(Aromatherapy massage)
クライアントの好みや、その日の体調に合わせ調合した精油入りのオイルを使って行うオイルマッサージ。アーユルヴェーダ(Ayurveda)
本国インドには本格アーユルヴェーダが受けられる施設がいっぱい |
アルゴテラピー(Algotherapy)
海藻を利用したスパセラピーのこと。タラソテラピー(海洋療法)の中のひとつ。アンチエイジング(Anti aging)
シミ、シワ、たるみ、セルライトのケアを行うなど、抗加齢を目的としたトリートメントの総称。ヴィシー・シャワー(Vichy shower)
裸または水着の状態でマットの上に寝そべり、複数のシャワーヘッドから温水を浴びる水療法の一種。水圧の刺激で血行を促すことで、ストレスの軽減や筋肉疲労を取り除く効果があるといわれている。「アフュージョンシャワー」と呼ばれる場合もある。ウェットルーム (Wet room)
アフュージョンシャワーやハイドロバスなど、水を使ったスパセラピーを行うための部屋。エクスフォリエーション(Exfoliation)
顔や体の不要な角質を除去する技術の総称。塩やハーブなど自然素材を使ったスクラブ剤から、ドクターが扱うケミカルピーリングまで様々なものが使われる。スパ用語としては、類語に「スクラブ」「ピーリング」がある。エコスパ、エコロッジ(Eco spas, Eco lodges)
自然に恵まれた立地にある、環境にやさしい作りを心がけた滞在型スパのこと。スパトリートメントの他、エコツアーやネイチャーウォークなど利用者に周囲の好環境を認識させるアクティビティーを実施することで、収益の一部を環境保護や地域住民に還元している。エッセンシャルオイル(Essential oil)
芳香植物から抽出した芳香成分の集合体。アロマテラピーマッサージでは、キャリアオイルに希釈して使用する。日本語では「精油」。エンダーモロジー(Endermologie)
フランスで生まれた吸引式のマシン。吸引ヘッドで皮膚、脂肪、筋肉を同時に吸いこみローリングさせることで全身の血行を促し、セルライトを軽減するといわれている。オキシジェンフェイシャル(Oxygen facial)
肌表面に酸素を吹き付けることで肌を活性させ、アンチエイジング効果を促すフェイシャルトリートメント。日本のスパではあまり見かけないが、海外スパのフェイシャルではレギュラー的な存在。【か】
カップルズルーム (Couple's room)
二人でトリートメントを受けることが出来る部屋の呼び方。スパによっては同性のグループのみしか受け付けないこともあるので、事前の確認が必要。カルダリウム(caldarium)
古代ローマの高温浴室のこと。蒸気の熱によりデトックス効果を促す。他、古代ローマ風呂には温度の違う水風呂(フリジダリウム)、ぬるま湯風呂(テピダリウム)もある。岩盤浴(stone spa)
温めた岩盤の上に横たわり、身体を温めることで発汗を促す水を使わない温浴施設。気功(Chi Kung)
生命エネルギーである「気(Chi)」を利用して、健康の増進や意識の成長を促進する技法の総称。約5000年前から中国を中心に東アジアに広まった。現在では、欧米のスパでも高いヒーリング効果が注目されている。頭蓋仙骨療法(Cranio-sacral therapy)
頭蓋骨と仙骨(背骨の下の骨)にごく弱いタッチで働きかけることで、骨の中を循環している脳脊髄液の流れを促進し、活性化する療法。「クラニオセイクラルセラピー」ともいう。施術中は触るか触らないかの柔らかいタッチのため、施術中、普通に眠ってしまう人も。クロマセラピー(Chromatherapy)
色彩を浸かって、精神や気持ちのバランスを取る療法。スパではバスタブの色や部屋のライティング、マッサージオイルや体にかけるタオルなど布に取り入れることが多い。【さ】
指圧(Accupressure)
指や手のひらで全身の「経穴(ツボ)」と呼ばれる指圧点を押圧し、本来人間のからだに備わっている自然治癒力の働きを促進させる手技療法。鍼灸と並び、アメリカ、ヨーロッパのスパで人気が高い。鍼灸(acupuncture)
中国や日本など、東アジア地域を中心に普及した中医学の一部。中医学の理論に基づき、鍼(ハリ)を指すことで「経穴(ツボ)」を刺激したり、お灸で全身の気のめぐりやバランスを調整する。指圧同様、アメリカ、ヨーロッパで人気が高まり逆輸入される形で中国や日本のスパにも普及しつつある。シロダーラ(shirodhara)
インドの伝承医療「アーユルヴェーダ」の技法のひとつ。額の中心(第三の目)に人肌程度に温めた油を一定時間注ぐことで、集中力の向上と精神・肉体のリラクゼーションを促す。スウェディッシュ・マッサージ(Swedish massage)
スウェーデンで生まれた少量のオイルを用いて行うマッサージ。揉む、擦る、叩くなど手技を組み合わせ、全身をリラックスさせつつ、ストレスや緊張による筋肉の痛みを解消させていく。 今や世界中でマッサージの基本として取り入れられている。ストーンセラピー(Stonetherapy)
表面の滑らかな石を50~60度程度に温め、オイルを塗った体の上を滑らしていく、ゆったりとした石のマッサージ。エネルギーのポイントとされるところに石を置くことで、全身の緊張を和らげる効果も。 冷やした石を一緒に使うスパもある。スパ キュイジーヌ(Spa cuisine)
スパの施設内レストラン、カフェで提供されるヘルシー料理のこと。スパ スウィート(Spa suite)
そのスパで最も設備と雰囲気がいい最高級の部屋のこと。トリートメント料金のほか、室料がかかるケースもある。スポーツ・マッサージ(Sports massage)
アスリートが競技の前後にパフォーマンス向上や疲労回復などの目的で行なうマッサージのこと。筋肉のコリをほぐし、血液やリンパ液の流れをスムーズにすることにより代謝をあげ、体内の疲れを取り除くのが特徴。現在では世界中のスパで愛用されている。精油(Essential oils)
「エッセンシャルオイル」の項を参照のこと。セルライト(Cellulite)
体内の余分な水分や老廃物、脂肪がからまりあってできたもの。肌の弾力の低下と共に、太腿やヒップ表面の凸凹として現れる。ソルト・グロウ(Salt glow)
粗塩を使ったボディスクラブの一種。不要な角質除去と血行促進効果が期待できる。太極拳(Tai chi)
長い歴史を持つ、中国武術の一つ。緩やかで流れるようにゆったりとした動きが特徴で、健康、長寿にも良いとされる。スパでは、リラックスやリハビリ目的のアクティビティとして人気がある。【た】
タイ式マッサージ (Thai massage)
指圧とストレッチを組み合わせたタイの伝統的なマッサージ。別名「ふたりでするヨガ」。オイルは使わず着衣のまま、床に敷いたマットレスの上で行われる。 深いリラックスを誘うゆっくりとした動作が特徴のため、長時間の施術のほうが効果が高いと言われている。タラソテラピー(Thalassotherapy)
フランス発祥の、海水や海藻を使った自然療法の総称。もともとは治療やリハビリの目的で行われてきた。スパでは海藻を使った全身パックや、海水プールなど美容と健康目的で用いられる。腸内洗浄(Colon cleansing)
肛門から腸内に温水を注入し、溜まった便やガスを水と一緒に流し出すもの。長期滞在型の健康増進スパに取り入れられていることが多い。デイスパ(Day spa)
日帰りできるスパの総称。街中で営業しているものや、スポーツクラブ、ホテル、デパート内にある施設もある。ディープティシューマッサージ(Deep tissue massage)
指や手のひらで体に強めの圧力をかけ、筋肉の深部にたまったコリや筋膜の張りをほぐす比較的強めのマッサージ。デスティネーション・スパ(Destination spa)
自然環境の良い場所に作られた滞在型のスパのこと。長期滞在が前提で、豊富なスパトリートメントやアクティビティーの中から目的に合わせたプログラムを組み立て集中的に実施することで、健康や美に関する様々な問題を解決する。デッドシー・トリートメント(dead sea mud treatment)
死海の水や、死海の泥を浸かったトリートメントの総称。リラクゼーション効果だけでなく、皮膚および身体の毒素排出やリューマチ、関節炎の痛みの緩和に良いとされる。デトックス(Detoxification)
体の中に蓄積した疲労物質や老廃物を体内から排出すること。スパでは、岩盤浴やマッサージ、ボディラップなどがデトックス目的で利用されることが多い。テピダリウム(Tepidarium)
古代ローマの中温浴施設。くつろぐための寝椅子を備えている。テマツカル(Temazcal)
メキシコ伝統のスチームサウナ。薬草を煮詰めた煎じ液を熱した石にかけることで室内を蒸気で満たし、体を温めることでデトックス効果を促す。ドーシャ(Doshas)
インドの伝承医療「アーユルヴェーダ」によって診断される3種類の体質名体。ヴァータ、ピタ、カパと呼ばれ、ひとつのタイプを主として複数の体質の組み合わせから成っている。トリートメントルーム(Treatment room)
フェイシャルトリートメントや、ボディートリートメントなどを受ける部屋のこと。【は】
ハマム(Hmam)
トルコ式のスチームサウナのこと。ハマムで体を温めた後は、アカスリやマッサージを受けることが多い。ハイドロセラピー バス(Hydrotherapy Bath)
ジャクジー機能が備わった1人用のバスタブのこと。個室でリラックスしながら、水圧を利用したボディーマッサージが受けられる。目的に応じ、海水や海藻、精油が使われることも。ハーブボール マッサージ(Herbball massage)
体の周りがタイ・ハーブの香りでいっぱいに! |
バリニーズ マッサージ(Balinese massage)
バリ島の伝統的なオイルマッサージ。指や手のひら全体を使い、円を描くような動きと長くゆったりとしたストロークで全身をほぐす手技が特徴的。パンチャカルマ(Panchakarma)
アーユルヴェーダのデトックスプログラム。数日~数週間かけて行われる。マッサージだけではなく、断食、浣腸など本気度の高い内容なので、アーユルヴェーダドクターのいるインドの滞在型スパなど、正確な知識を持ったスタッフのいる専門施設で行うこと。ファンゴ(Fango)
イタリア語で「泥」のこと。温泉成分やミネラルを豊富に含んだ泥に水やオイルを混ぜ、顔や全身にパックとして使用する。パックした状態でヒートマットなどで全身をくるむことで、血行促進や代謝アップ、スキンケア効果が期待できる。フィトセラピー(Phytotherapy)
フィト(植物)を用いて、人間の自然治癒力を高める療法の総称。フェイシャル(Facial)
スパで行う、顔とその周辺のスキンケアトリートメント。フォーハンド・マッサージ(Four-handed massage)
技術者2名によるマッサージ。手技はスパによって異なることが多く、しばしば様々なマッサージのエッセンスを取り入れていることが多い。フローティング(Floating)
塩分濃度の高いプールや、体にフロートを付けることで、水に浮遊しながらリラックス効果を得る入浴方法。ボディラップ (Body wrap)
体にパック剤を塗り、浸透を促すトリートメントの総称。ハーブを用いるとハーバルラップ、海藻を使うとアルゴラップと呼ばれる。【ま】
メディカル・スパ(Medical spa)
医師が監修あるいは運営し、西洋医療や代替医療を中心に、様々な健康目的のプログラムを提供するスパのこと。メディ・スパ(Medi-spa)
美容目的の医療サービスを提供する日帰りスパのこと。【ら】
レイキ(Reiki)
身体に手のひらを当てたり、かざしたりすることで、深いリラクゼーションと癒し効果をもたらすヒーリング・テクニックの一つ。日本発祥だが、海外のスパで人気が高い。リフレクソロジー(Reflexology)
足裏に存在する全身の反射区を刺激することで、血行促進や呼応する内臓の活性を促すテクニック。俗にいう足裏マッサージ。リゾート・スパ(Resort spa)
リゾート地のスパ施設。リラクゼーションルーム
トリートメント、セラピーの前後にくつろぐ部屋のこと。ミネラルウォーターやハーブティー、スパによってはフルーツなどが用意されている。ロミロミ・マッサージ(LomiLomi)
かつては王族しか受けることのできなかったハワイ伝統のマッサージ。下腕と肘を使い、ゆったりと全身をほぐしていく動きが特徴的。【わ】
ワツ(Whatsu)
「Water Shiatsu」の略語。プールに浮いた状態でセラピストがストレッチや指圧を行う、深いリラクセーション効果を誘う水中マッサージ。ワックス脱毛(Waxing)
温めたワックスを肌に塗り、上から専用布で押さえた後、勢いよく剥がすことでムダ毛を取り除く脱毛法。角質も同時に取り去るので肌が滑らかになる効果もあるが、直後の刺激が強いので敏感肌の人は注意が必要。興味の持てるトリートメントはありましたか? 次回スパに出かけるときは、ぜひ該当メニューを探してみてくださいね!
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