中央線のエスニック熱はますますヒートアップ!
いやぁ、やっぱり中央線は期待を裏切らないですね。またしてもやってくれました。
中央線というと、皆さんご存知エスニックエリアというイメージがあるとおり、新宿~吉祥寺あたりにかけては各国レストランがとても多い沿線である。
5年以上前だったら、大久保あたりの韓国料理店、阿佐ヶ谷のタイ料理店「ピッキーヌ」、東中野のインド料理店
「カレーリーフ」、中野の地中海料理店「カルタゴ」あたりがまずは筆頭に挙げられたであろう。
ところが、ここ数年で阿佐ヶ谷のトルコ料理店
「イズミル」、高円寺のイラン料理店
「ボルボル」、大久保のチュニジア料理店
「ラジュール」などの有力店が続々オープンすると、中央線といったらこの店!とひとことふたことでは言いつくせなくなってきた。いままではどちらかというと、東・南アジアの国々の料理店が多かったのが、次第に中近東の料理店が増え、中央線のエスニック熱は広く深くヒートアップしているのだ。
居酒屋感覚で立ち寄れるイラン料理店
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阿佐ヶ谷駅南口駅前のマクドナルトの脇道を入り、しばらく歩くと忽然と現れる清潔感あふれる外観。ふふふっ。これは面白くなってきたわ。これからますます中央線から目が離せない!
なんて思っていたら、今年の5月1日、阿佐ヶ谷にイラン(ペルシャ)料理店がオープンしたという情報が舞い込んできた。最近イラン料理には特に興味があるワタクシ。これは行かねばならぬ!
ということで、早速行ってみた。すると駅から徒歩3分ほど。その店はとても便利な場所にはあったのである。店名は、ペルシャ料理店「Jame Jam(ジャーメ ジャム)」。
店内はじつに清潔感に溢れていて、居心地はなかなか。テーブルクロスや壁には、本場を想わせるエキゾチックな布が飾られ、店内は民族調にまとめられていた。
民族調で統一されているといっても、それを押し出しすぎているわけではなく、それとなくカジュアルさも備わっていて、店内はとてもいい感じ。イラン料理を初めて食べるひとでも、居酒屋にフラリと入るような感覚で楽しめるのではないだろうか。