モンゴル人はお酒はもちろん、からかうのもお好き?!

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左はウランバートルのマンションでウォッカを酌み交わしている様子。
右は草原で乳酒を飲んだときの様子。右手の薬指にお酒をつけ、天、地に向けてお酒を弾き、最後に額につけていただくのがモンゴル流の飲み方。

モンゴルの人たちはお酒がかなり強い。私も弱いほうではないと思っていたのだが、なにしろ桁が違う。あまり飲めない人もいたことにいたのだが、そんなひとはかなりの少数派。みんな相当強いのだ。

家に招かれると必ずお酒が振舞われ、1回につき3杯は飲みほさなくてはならない(しかも何回もまわってくる)と最初に皆から言われたので、滞在中は注がれたら飲み干し、気合で乗り切っていた。が、実は最後の1杯だけ飲めばよいらしいということを最後の日に聞いた。私ってばどうもからかわれていたらしい・・・(笑)。おかげでモンゴルのお酒に慣れて、飲み方も知ることができたからよかったけれどね。

さて、そんなお酒好きでからかうのが好きな?のモンゴルの人たちは、お酒のことを“アルヒ”と呼んでいる。一般的にはこれは小麦を原料にしたウォッカを指し、輸出用やお店で売られているものの多くはこれ。とはいうものの、伝統的なモンゴルのお酒といえば、やはり「乳酒(シミンアルヒ)」だろう。

聖なるミルクから造られる乳酒は多くの意味を持つ

道具
原料となるヨーグルトはかなりの酸っぱさ!
家畜の生乳を発酵させたヨーグルト(タラグ)を加熱蒸発させ、蒸留分を集めた飲み物のことなのだが、家(とくに草原)を訪れると大抵この乳酒で迎えられる。これは乳酒が清く聖なるミルクから造られるお酒ということから、歓迎の気持ちを表しているのだそうだ。

蒸留方法はいくつかあるようだが、私が教えてもらったのはこんな方法。
まず、火を焚いたストーブの上にヨーグルトを入れるための鍋を置き、その上に筒状の道具をのせ、さらにこの道具の上に冷却用の鍋をのせる。冷却用の鍋と筒状の道具の間には蒸気が逃げないように羊の皮が巻きつけられている、といった道具を使う。

蒸留方法
ヨーグルトを焦がさないよう火加減には注意する。
造りかたはというと、
温めたヨーグルトに砂糖を加えて鍋に入れ、ヨーグルトから蒸気がでたら、上部の冷却用の鍋に水を入れる。
筒の中の蒸気が冷却用の鍋底によって冷やされ、雫となり、筒状の道具から突出たホースから蒸留された乳が流れ落ちたらできあがり。

できあがった乳酒は透明でほんのりと甘みを帯び、少しとろりとしてやさしい香りに包まれていた。私が飲んだのはアルコール度が高いものだったが、低いものもあるようだ。

さて、次は醸造酒(馬乳酒)のご紹介。