暮らしのマナー/来客マナー

玄関、エレベーター、車でのお客様のお見送りマナー

お客様をご自宅にお招きし楽しい時間を過ごして頂いても、最後に美しいお見送りができなければ、あまり良い印象は残りません。お見送りまでスマートにできてこそ、完璧なおもてなしだったと感じて頂けますね。場面別(玄関、エレベーター、門、車)でお客様のお見送りマナーをご紹介して参ります。

諏内 えみ

執筆者:諏内 えみ

暮らしのマナーガイド

お客様をご自宅にお招きし楽しい時間を過ごしていただいても、最後に美しいお見送りができなければ、あなたの評価は下がってしまいます。最後の一瞬までスマートにできてこそ、完璧なおもてなしだったと感じていただけるでしょう。

玄関までお見送りは基本マナー

気の置けないご友人のお見送りなら、玄関の内側でお別れしてもよろしいですが、できれば一緒に玄関ドアの外まで出て、お見送りをしたいものです。
 

エレベーターまでお見送りするなら

できれば玄関の外までお見送りしたいもの

できれば玄関の外までお見送りしたいもの

エレベーターを使用する場合は、ボタンを押すのはお見送りする側の役目です。

■乗り場で別れる場合
エレベーターが到着し、お客様がお乗りになったら、感謝や挨拶の言葉を告げお辞儀をします。

ここで、エレベーターのドアが完全に閉まるまで深いお辞儀をし続けるのは、典型的なジャパニーズビジネスシーンでしょう。ビジネス絡みではない見送りのシーンでは似合いません。

■一緒に乗る場合
お客様が1~2人の場合は、先に乗っていただきます。お客様が3人以上の場合は、あなたが先に乗り込み、操作盤の「開」を押しながらお客様を誘導しましょう。降りる際は、また「開」を押してお客様に先に降りていただきます。

門までお見送りするなら

玄関で失礼するのではなく、できれば門の外までお送りしましょう。では、いつまでそちらに立って見送るのがよいでしょうか? お客様が振り返った時に、あなたがお辞儀をしている姿が確認できる距離、と思って下さい。お客様が改めてお辞儀をしようと振り返ったのに、そこにあなたの姿がなかったら……ガッカリなさいますよね!

お客様がお車で帰られるなら

お客様がお車で帰られる場合も同様です。お客様がバックミラーをご覧になった時や振り返った際に、確認できる範囲までお見送りしましょう。


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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