東京プライドパレードは、2007年の夏に開催されて以降、しばらくお休みに入っていましたが、今年の8月14日、再び開催されることが決定しています(楽しみですね!)
今回行われたのは、「セクシャルマイノリティ学生プライドパレード」。GLOW(早稲田大学)、Rainbow Stage(関東学院大学)、D-Breeze(獨協大学)、早稲田大学セクシャルマイノリティ研究会(早稲田大学)、Rainbow College(インカレネットワーク)ほか、セクシュアルマイノリティの学生たちが集まり、世間にアピールしようというものでした。
フロートもなく、参加人数も少なく、決して大規模なものではありませんでしたが、二丁目からスタートし、新宿の街を縦横無尽に歩き、まるで文化祭のような、手作り感あふれる青春パレードになりました。
ゲイやレズビアンの学生たちは、10年以上も前から学内にサークルを作ったり(GLOWは1991年から活動しています)、二丁目で「大学生ナイト」を開催したり、最近ではインカレネットワーク「Rainbow College」がパレードにフロートを出したり、イギリスのユースと交流するプロジェクトに加わったり、様々に活動しています。
90年代に活躍していたゲイの人たちは(ゴトウも含め)軒並みアラフォーやアラフィフになっていますが、こうやって若い世代ががんばっている、そのパワーに、日本のセクシュアルマイノリティの未来を夢見ます。
ちなみに、あまり知られていないと思いますが、東京でパレードが行われていなかった時代(1999年)、レズビアンの人たちが「ダイクマーチ」という100人規模のパレードを開催したことがありました。渋谷の宮下公園を出発し、明治通りを歩いて、新宿二丁目の新宿公園に到達するというもので、小規模ながら、アットホームな生き生きとしたパレードでした。
今回もそうですが、数千人規模のパレードをやろうとすると本当に大変なことが、100人以下ならわりとフレキシブルにできるわけで、そういうムーブメントがたくさんあっても、それはそれで素敵なことだなあと思いました。
では、「セクシャルマイノリティ学生プライドパレード」の模様をレポートいたします。
とても天気がよかったのですが、カメラの不調で思いのほか画像が不鮮明になってしまいました…申し訳ありません。 |