ショコラの最新トレンドがわかる「サロン・デュ・ショコラ」とは?
2009/10にパリで開催されたサロン・デュ・ショコラ。2009年のテーマはオペラ。ショコラをあしらった個性豊かな衣装に身を包んだモデルたちが会場の人々を魅了した (photo credit WORLD CHOCOLATE MASTERS)
ワールドチョコレートマスターズ2009で優勝したグランドハイアット東京の平井茂雄氏と受賞作品 (photo credit WORLD CHOCOLATE MASTERS)
現在はパリのほかにも、上海やモスクワ、ニューヨーク、日本などで催されています。
こんなに違う! 世界のバレンタイン事情
韓国は恋人たちの記念日が多い
世界的にみると、実は女性から男性に贈り物をするのは少数派ですが、おとなりの韓国は日本と同じ。バレンタインデーもホワイトデーもあります。さらにユニークなのはその後。4/14はブラックデーと呼ばれ、2/14や3/14に何もなかった人が、黒い服を着てチャジャンミョンとよばれる黒い麺を食べる日なのです。さらに5/14はイエローデーと呼ばれ、この日に恋人がいなければ黄色い服を着てカレーライスを食べないと恋人ができないのだとか。フリーの人にとっては日本以上にキビシイお国柄ですね。
バレンタインのギフトには花束も定番
こうした過ごし方は欧米だけに留まりません。たとえばキリスト教の国ではないトルコでもバレンタインデーは「愛の日」とされ、プレゼントや食事を楽しみます。また、中国でもバレンタインデーは「情人節」と呼ばれる恋人の日。もともと中国では旧暦の7/7が恋人たちの記念日でしたが、いまでは2/14もすっかり定着しました。「情人」とは中国語で「恋人」の意味で、欧米スタイルでお祝いします。男性から女性へのプレゼントはバラが定番。バラの本数に意味があり、基本的には1本でもOKなのですが、バラの本数で愛情の深さを表現したいと考える人も多いようで、なかには99本(永遠の愛)のバラを贈る人もいるとか。香港などでは職場にバラを届けさせる習慣があるので、女性サイドも豪華なものをもらいたい気持ちが強いのかもしれませんね。
ほかにもイギリス・カナダ・シンガポールなどでは、新聞の広告欄を買い取って愛のメッセージを載せる人もいます。一面が愛のメッセージであふれた新聞は、朝から読むのは照れてしまうかも。また、ユニークなのはフィンランド。バレンタイデーは「友情の日(ユスタヴァンパイヴァ)」と呼ばれ、友達にカードなどを送ります。