スコットさんの質問は?

生まれたばかりの我が子を愛おしそうに抱くスコットさん
長時間の大仕事を終え、まだ痛みに耐えつつ、グッタリしている直美さんのもとに、スコットさんが来て、耳元でそっとささやいたことは……

(英語で)「大変な時に悪いんだけど、ナオミのミの字は、どっちに流れるんだっけ?」

この病院では、新生児の足の裏に、お母さんの名前がカタカナで書かれるのだそうです。それを書くのはお父さんの役目なのですが、スコットさん、「ミ」の字が、右下に流れるのか、「彡」のように左下に流れるのか、分からなくなってしまったのですって。

お話を聞いてつい笑ってしまいましたが、外国の人にとって、カタカナってけっこう間違えやすいんですよね。夫もよく「シ」と「ツ」、「ソ」と「ン」、「テ」と「モ」も混乱してましたから。カラオケで『北の国から』をリクエストして、途中から「そそーそそそそそーそ」(実際は「ん」のハミング。字幕はカタカナだった)と歌い出した時には大爆笑でしたもの。

噴煙の中で誕生の知らせ!

携帯電話で連絡を受けた時のガイド
もう予定日を過ぎていたので、毎日のように「そろそろかなぁ?」と話していた私たちのもとに、「生まれましたー!」の連絡がきたのは、取材で北海道の十勝岳に登っていた時でした。現在もあちこちから噴煙が立ち上り、地球が生命体であることを強く感じさせられる火口付近で、新しい生命の誕生を知るという、ドラマチックな展開でした。



家族も面会禁止

生まれた後は5日間入院していました。しかし、この期間も、新型インフルエンザのおかげで、家族でも面会禁止なんですって!
……ということは、直美さんのご両親も、退院までは孫に会えないってこと!? なんだか残念ですねえ。生まれたばかりのお顔を見たかったでしょうに。

この規則は、夫のスコットさんとて例外ではないのですが、届け物がある場合には病室に行くことを許されていました。そこでスコットさん、毎日何かしら届け物を考えて、直美さんと赤ちゃんに会いに行っていたそうです。規則では5分のところ、20分くらい病室にいたとか。お気持ち、分かりますよね。


そして退院。赤ちゃんの名前も決まりました!