国際結婚/国際結婚アーカイブ

理想通りにできた感動のバイリンガル結婚式(5ページ目)

2008年9月7日、スコットさんと直美さんの結婚式が行われました。進行は日英両語で。お2人の理想のイメージに近づけることはできたのでしょうか? 感動の結婚式&披露宴を、出席したガイドが詳細にリポートします。

執筆者:シャウウェッカー 光代

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「花嫁の手紙」で感動のクライマックスへ

泣きながら懸命に手紙を読む直美さん。ストレートな言葉が余計に胸を打ちます
披露宴はいよいよクライマックスへ。「花嫁の手紙」では、最初から泣き顔の直美さん。ご両親はじめご家族の1人1人に、また、ご親戚からご近所の方々、お友達まで、彼女を支えてくれているすべての方たちに、感謝の言葉を述べていらっしゃいました。

途中、感極まって号泣。列席者も皆、もらい泣きです。

彼女らしいユーモアを交えた内容に、会場は笑い声とすすり泣きの渦。横でマイクを持つスコットさんが、直美さんを励ますように背中に手をまわし、終始笑顔で見守っていたのが印象的でした。

双方のご両親と。これからはみんなファミリーです
最後は、新郎新婦からお互いのご両親への花束贈呈です。先ほどの「花嫁の手紙」の余韻が残っているため、会場は感動オーラに包まれたまま。スコットさんのお父さん、直美さんのお父さんのご挨拶で、感動のうちにお開きとなりました。

スコットさんは神殿での結婚式の時から、まったく緊張する様子もなく、ず~っとニコニコ。本当に幸せそうでしたね~♪
涙あり笑いありの感動的な結婚式でした。

「エンタテインメント」と「ありがとう」

事前にいろいろお話をうかがっていた私には、「お2人は思い描いた通りの結婚式ができたのだなぁ……」という別の感慨もありました。スコットさんが知人の結婚式に出て感動し、ご自分でも追求していたエンタテインメント性。直美さんがテーマに掲げていた「ありがとうの会」的要素。それらがすべて含まれ、綿密に準備された上で巧みに表現され、成功した結婚式だったと思います。本当によかったですね。

うれしかったことがもう1つ。お2人のご家族全員にお目にかかれたことと、“もう1人の直美さん”にお会いできたことです。初対面なのにそうではないような、既に親しみを感じている存在でした。彼女がお祝いのスピーチに立たれた時は、最初から涙で何も言えなくなってしまい、その心情がこちらにもジンジン伝わってきました。直美さんとは分身のような親友ですし、スコットさんとの出会いも予感していたようですので、ご自分のことのように深く感じ入っていらっしゃったのでしょうね。

影の立役者!?

スライドショーの編集など、司会以外にも多大な協力をしてくれたイケメンのお2人
今日の大役を見事に果たしたMCのお2人。打ち合わせに打ち合わせを重ねてきた成果があり、初めてとは思えない、落ち着いた司会ぶりでした。本当におつかれさまでした~~~!!







*    *    *    *    *


無事に終わった結婚式。さて、当事者たちから見た舞台裏はどんなだったのでしょうか? 
次回の記事では、挙式ウラ話をお送りします。そこで、衝撃の事実が……!?


【関連サイト】
All About [結婚式の準備・段取り]
All About [結婚式]

【関連ガイド記事】
今までの体験談シリーズ:
<私たちの国際結婚シリーズ Vol.1>「インド人の夫の誠実さに感動」
<私たちの国際結婚シリーズ Vol.2>「大雑把さと素直さが彼女の魅力」
<私たちの国際結婚シリーズ Vol.3>「ワーホリと大雪がご縁を呼んだ?」
<私たちの国際結婚シリーズ Vol.4>「親戚の猛反対を乗り越えて」
<私たちの国際結婚シリーズ Vol.5>「不思議と気が合った韓国出身の彼」
<私たちの国際結婚シリーズ Vol.6>「ベトナムを描き続け居場所見つけた国際結婚」

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