実在の20代国際カップルに密着取材させていただいているリアルレポート第8弾です。
今までのお話は
第1話 「運命? 偶然? 初めての逆ナンパの出会い」
第2話 「交際発覚! きっかけは姪っ子のおしゃべり」
第3話 「家族に会うことが決意の決め手に!」
第4話 「オメデタ! そして桜の下でプロポーズ!」
第5話 「結婚手続き、スムーズに進めるコツ」
第6話 「流産の宣告に2人で泣き続けた日」
第7話 「婚姻届、無事提出! でも姓が違う表記に?」
をご覧ください。
結婚式は神前式で
スコットさんの希望は神前式。アメリカから来るご家族も喜ぶでしょう |
結婚式は、スコットさんが日本の様式を強く希望したので、神前式で行なうことに……。理由は、以前、日本で知人の結婚披露宴に出席して、その内容にとても感動したからだそうです。知りあいの方が、レストラン・ウェディングなら安くできるところがあると教えてくださったそうですが、それではアメリカと同じだと言って、神前式を選んだのですって。
また、スコットさんによると、日本の結婚式のほうが、もっとエンタテインメント的要素が強い感じがするのだそうです。出席者が歌を歌ったり、パフォーマンスをしたりと、何かしら余興があるから……らしいですよ。私たち日本人から見ると、式はともかく、披露宴に関しては、まだまだお硬い雰囲気の日本の披露宴に比べ、欧米のほうがみなさんリラックスして楽しんでいるような感じがするのですけれど……。
スタイルを決めたら、さっそく式場探し。2人で5~6カ所まわったそうです。でも、やはり洋風の式場には、スコットさんはいい顔をしません。どうしても日本風にこだわりたいのですね。(うちの夫もそうでしたが…)
さんざん迷って、それでも決められず、結婚式場で働いた経験がありご自身も来年2月に結婚するという直美さんのお兄さんに聞いてみたところ、「結局、最後は人だよ」とのこと。そこで、内容もよく、対応してくれたスタッフの感じがよかったので、某ホテルに決めました。ホテルなら、アメリカから来られるスコットさんのご家族も宿泊できるのでラクですから。
招待客は約110人。家族・親族のほか、会社関係、友人、ご近所の方などだそうです。あまり大勢になってしまっても……と直美さんが頭を悩ませていたところ、スコットさんが「ナオミが呼びたい人はみんな呼びなよ」と言ってくれて、最終的にこの人数になったとか。
素早かったのはお父さんで、いち早くエクセルでご自分関係の招待したい人リストを作り、「俺はこれだけでいいからな」と直美さんに手渡してくれたそうです。ただでさえ忙しい娘の負担にならないように、気づかってくださったようですね。
アメリカでも披露宴を予定。それはこんなスタイルで……