WBC優勝後にヒーローがポツンともらした言葉


3月に行なわれたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、王監督率いる日本代表チームが見事優勝に輝きました~!!
祝日と重なったこともありますが、キューバとの間で行なわれた決勝戦の瞬間最高視聴率は、なんと56.0%にまで達したというから驚きですよね。日本の半分以上の人が見ていたということ……!?

盛り上がった要因はいろいろありました。1・2次リーグで韓国に連敗とか、アメリカ戦での審判の大誤審とか、ほとんど絶望的だった準決勝進出がメキシコがアメリカに勝ったおかげで可能になったとか……。果ては、トリノ五輪で日本選手団が不振だったため、国民の気持ちが不完全燃焼だったことを理由に挙げる人まで……。

しばらくはメディアも興奮冷めやらぬ感じで、何度も繰り返し特集して報道していましたよね。

そんな中で特に目立っていたのは、そう、イチロー選手です。WBC開催前から、珍しくややハイ・テンション気味に記者会見で答えていた彼。そして優勝後までの彼の言葉をまとめた“イチロー語録”のようなものも話題になりました。

なかでも、特に私の印象に残ったのは、こんな言葉でした。

10わかるのに2か3で到達できる


世界一となった日から一夜明けての「王ジャパン」の記者会見でも、イチローは雄弁でした。
その数々の名言のなかで、1つ、私の心を強く引きつけた言葉があります。

しかし、その言葉は、一般の人にはあまりピンとこなかったようで、後に編集された各局のインタビュー・シーンではほとんどカットされていましたし、新聞やネットでもあまり取り上げられていませんでした。
ようやく見つけたのが下の記事。ありがたいことに、彼が語ったそのままを、一部の省略もなく掲載しています。

「強く感じたのは、10わかるのに、2か3で(10まで)到達できるという、その意思の疎通が素晴らしいと思う。なかなかこちら(米国)では、10わかるのに15説明しても理解されないことが多いので」 (「AERA」4月3日号より)

この言葉に、私の感性はピピッと反応しました。
そうか~、イチロー選手もだったのか~、と……。

そして私だけでなく、国際結婚している人なら、それこそこの短い言葉を聞いただけで、イチロー選手の言いたいことを10以上理解できるのではないかと思うのです。

■イチロー選手と国際結婚カップルの共通点は何? 答えは次ページへ