スムーズにいかなかったメール
桜の季節にはステキな展開が…… |
その後、2度ほどメールしてみましたが、なんと返事なーし!! いきなり英語のダジャレの本から引用したきついジョークなどを送ってしまったので、コワイと思われたのかもしれないと感じ、そんな印象のままで終わるのはイヤなので、やめるにやめられず、もやもやした思いを引きずる日々……。
思い余って「どこかにいい英会話教室はない?」などと用件を作り出し、再度メールしてみると、1週間後にようやく返事が来ました。「あ~よかった。これで終わることができる」と思って「どうもありがとう。じゃあね、バイバイ」とさりげない返事を……。
やっと吹っ切れるという思いでいたのに、こういう時に限って、また5の日にレンタルビデオ屋でバッタリ会ってしまうんですね。しかも、彼は女の子とずっと話している……。彼女かなあと思い、よけい顔を合わせたくなくて、借りたいビデオを店員さんが探してくれている間、棚の陰に隠れていたのですが、あっさり見つかってしまいました。
それまでの日々、直美さんは悩んだり後悔したりでクヨクヨしていたのに、彼のほうは何とも思っていなかったみたいで、屈託なく話しかけてきてくれました。彼女と思ったのは高校の教え子だったのですって。それからしばしの間、またビデオ棚の間で立ち話。もうすぐオーストラリアに行くというスコットさんに、直美さんは留学の夢を聞いてもらったりしたそうです。そして「See you ○○(レンタルビデオ屋の名前)」で別れました。
彼への見方が変わった日
時は春。忙しい新年度の始まりも一段落したゴールデンウィーク過ぎ、忘れていた頃にスコットさんからメールが来ました。
「今からカラオケに来ない?」
疲れていたので断りたかったのですが、丁寧にお断りする英語が思いつかなくて、気づいたときは「I go !」と書いていたそうです。そして、彼の友人たちもいるカラオケボックスで、思いがけず彼の新たな一面に気づくことに……。
「子供みたいな顔なのに、子供をあやすことができる人だなあと思ったんですよね。大人っぽいしぐさをする人、というか……。このとき、初めて彼を男性として見たのかもしれません」
やがて、レンタルビデオ屋やカラオケだけでなく、彼と会う機会が増えていったのです。
続きは、密着!リアルレポート第2弾「交際発覚! きっかけは姪っ子のおしゃべり」へ!!
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<私たちの国際結婚シリーズ Vol.2>「大雑把さと素直さが彼女の魅力」
<私たちの国際結婚シリーズ Vol.3>「ワーホリと大雪がご縁を呼んだ?」
<私たちの国際結婚シリーズ Vol.4>「親戚の猛反対を乗り越えて」
<私たちの国際結婚シリーズ Vol.5>「不思議と気が合った韓国出身の彼」
<私たちの国際結婚シリーズ Vol.6>「ベトナムを描き続け居場所見つけた国際結婚」