国際結婚/国際結婚アーカイブ

運命? 偶然? 初めての逆ナンパの出会い(3ページ目)

ここに1組の国際カップルがいます。日本の地方都市に住む、ごく普通の20代カップルです。当サイトでは彼らにお願いして密着取材をさせていただくことにしました。まずはお2人のプロフィールと出会いからスタート!

執筆者:シャウウェッカー 光代

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スムーズにいかなかったメール


桜の季節にはステキな展開が……
ようやく挨拶ができた後、2人はレンタルビデオ屋でしばらく立ち話。銀行で会ったことを彼も思い出してくれて(制服ではなかったのですぐには分からなかったとか)、直美さんは生まれて初めてメールアドレスを教えたそうです。「彼とどこかでつながっていたかったんですよね、きっと」

その後、2度ほどメールしてみましたが、なんと返事なーし!! いきなり英語のダジャレの本から引用したきついジョークなどを送ってしまったので、コワイと思われたのかもしれないと感じ、そんな印象のままで終わるのはイヤなので、やめるにやめられず、もやもやした思いを引きずる日々……。

思い余って「どこかにいい英会話教室はない?」などと用件を作り出し、再度メールしてみると、1週間後にようやく返事が来ました。「あ~よかった。これで終わることができる」と思って「どうもありがとう。じゃあね、バイバイ」とさりげない返事を……。

やっと吹っ切れるという思いでいたのに、こういう時に限って、また5の日にレンタルビデオ屋でバッタリ会ってしまうんですね。しかも、彼は女の子とずっと話している……。彼女かなあと思い、よけい顔を合わせたくなくて、借りたいビデオを店員さんが探してくれている間、棚の陰に隠れていたのですが、あっさり見つかってしまいました。

それまでの日々、直美さんは悩んだり後悔したりでクヨクヨしていたのに、彼のほうは何とも思っていなかったみたいで、屈託なく話しかけてきてくれました。彼女と思ったのは高校の教え子だったのですって。それからしばしの間、またビデオ棚の間で立ち話。もうすぐオーストラリアに行くというスコットさんに、直美さんは留学の夢を聞いてもらったりしたそうです。そして「See you ○○(レンタルビデオ屋の名前)」で別れました。

彼への見方が変わった日


時は春。忙しい新年度の始まりも一段落したゴールデンウィーク過ぎ、忘れていた頃にスコットさんからメールが来ました。
「今からカラオケに来ない?」

疲れていたので断りたかったのですが、丁寧にお断りする英語が思いつかなくて、気づいたときは「I go !」と書いていたそうです。そして、彼の友人たちもいるカラオケボックスで、思いがけず彼の新たな一面に気づくことに……。

「子供みたいな顔なのに、子供をあやすことができる人だなあと思ったんですよね。大人っぽいしぐさをする人、というか……。このとき、初めて彼を男性として見たのかもしれません」

やがて、レンタルビデオ屋やカラオケだけでなく、彼と会う機会が増えていったのです。


続きは、密着!リアルレポート第2弾「交際発覚! きっかけは姪っ子のおしゃべり」へ!!


【関連ガイド記事】
今までの体験談記事です。
<私たちの国際結婚シリーズ Vol.1>「インド人の夫の誠実さに感動」
<私たちの国際結婚シリーズ Vol.2>「大雑把さと素直さが彼女の魅力」
<私たちの国際結婚シリーズ Vol.3>「ワーホリと大雪がご縁を呼んだ?」
<私たちの国際結婚シリーズ Vol.4>「親戚の猛反対を乗り越えて」
<私たちの国際結婚シリーズ Vol.5>「不思議と気が合った韓国出身の彼」
<私たちの国際結婚シリーズ Vol.6>「ベトナムを描き続け居場所見つけた国際結婚」

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