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私たちの物を壊しても謝らない義兄って……(2ページ目)

近くに住む義兄家族は、毎週末遊びに来ます。ご主人は若い頃お世話になったので、義兄に頭が上がらない様子。感謝の気持ちは自分にもあるのですが、どうにも腑に落ちない出来事が……

執筆者:シャウウェッカー 光代

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大切にしていたガラステーブルがバキッ!


キャプション
まだ新婚のB子さん、配偶者ビザが取れるまでは働けないので、節約生活を心がけていました。そんな中でもやりくりして、新居の家具は気に入ったものを少しずつ購入していたそうです。

そのお気に入りの1つが、リビング用に先日買ったばかりのガラスのロー・テープルでした。透明なので床に置いても圧迫感がなく、狭いアパートの部屋が広く見えるので、以前から欲しかったものだそう。コツコツお金を貯めてやっと購入し、毎日ピカピカになるほどきれいにして、大切に使っていたそうです。

お義兄さん家族が来ていたいつもの週末、夕食後にそのテーブルでお茶を飲んでいました。みんなが彼女ほどはテーブルを大切に扱ってくれていない様子に「いや~な予感がした」とおっしゃるB子さんですが、それが的中……。

もう帰る時間となり、床に直接座っていたお義兄さんは、ソファに手を置いてくれりゃあいいものを、そのガラステーブルに両手を置き、体重をかけて立ち上がろうとしたのです。ただでさえ体格のいいお義兄さんが、ほぼ全体重をかけたのですから、繊細なガラステーブルは(いくら強化ガラスとはいえ)、ひとたまりもありません。
B子さんがあわてて「あ~っ、手をつかないでっ!」と言おうとしたわずか数秒さえ、間に合いませんでした……。

バキッ!

いや~な音がして、テーブルは真っ二つ! 呆然とするB子さん。
買ったばかりなのに……。あんなに大切にしていたのに……。

せめて謝ってくれたら


「あっ!」
一瞬、みんなの声が止み、視線がテーブルのほうに集中しました。

……でも、次の瞬間、お義兄さんは「あ、割れちゃった」と言いながら、何事もなかったかのように立ち上がると、詫びの言葉もなく、そのまま玄関のほうへ。
お義姉さんは、こぼれたお茶のセットを片付けるB子さんを手伝ってくれましたが、やはり「主人がごめんなさい」というような言葉はなく……。
ご主人も、お義兄さんがやったことなので、文句を言うはずもありません。

謝らないのですから、「弁償するよ」とか「新しい物を買って返す」などという言葉が、義兄の口から出る訳もなく……。

そして、義兄家族はそのまま帰ってしまったのです。
あとには、なんとも腑に落ちないB子さんと壊れたガラステーブルが残されただけ……。

割れてしまったものはもう仕方ないとしても、お詫びの一言もないのはどういうことでしょう……。「悪かったね」とか「ごめん」とか、簡単な一言だけでいいのです。それがあれば、溜飲が下がるものを……。

お義兄さんに悪気がないのは分かっているのですが、かといって弟の家の物は壊しても謝らなくていい(昔、さんざん世話したのだから)かのような態度に、どうにも納得がいかないB子さんなのでした。


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