※03年当時の体験談です。特に法律・制度などの部分については最新情報をご確認ください

必要書類をそろえる

あらかじめ、電話で聞いておいたので、入管に備え付けの書類以外は、ぬかりなくそろえておいたつもりですが、それでも何があるか分かりません。請求される可能性がありそうな、あらゆる書類をかき集め、すべてのコピーをとりました。

私が持っていったのは、以下のものです。 ・戸籍謄本(3カ月以内のもの)
・日本人配偶者の世帯全員分の住民票(3カ月以内のもの)
・夫のパスポートのコピー
・夫の写真 2枚(縦4cm×横3cm)
・2人が写っているスナップ写真2枚(結婚式の写真)
・返信用封筒(430円分の切手を貼り、自分の住所を書く)
・夫または私の職業および収入に関する証明書
要求されているものは以上ですが、そのほかに、次のものも持っていきました。
・カナダ(ブリティッシュ・コロンビア州)の結婚証明書
・カナダおよび日本の銀行の残高証明書(2人それぞれの分)

さて、大変だったのが身元保証人である私の在職証明です。
カナダにいる時から準備を始めていたのですが、All Aboutのスタッフの皆さんにも、お世話になることに……

状況によって書類が変わることに注意

のちに入国管理局でもらった在留資格認定証明書交付申請に必要な書類等一覧には、立証資料として次のものが挙げられていました。

当該外国人またはその配偶者の職業及び収入に関する証明書
(1)在職証明書等、職業を証明するもの
(2)住民税または所得税の納税証明書、源泉徴収票、確定申告書の写しのいずれかで、年間の所得及び納税額を証するもの

私の場合、フリーランスで複数の会社の仕事をしていますので、カナダの納税証明書は用意したものの、どのように「在職証明」をしたらいいのか分かりません。All Aboutのようにガイド契約で仕事をしているところもあるし、単発で入ってくる記事依頼もあるのです。

そこで、まず、カナダから日本の入国管理局に電話。仕事の形態を話し、どのようなものがあればいいのか、聞いてみました。すると、契約で仕事をしているなら、その仕事先にその旨を書いた証明書をもらってほしいとのこと。それには、代表者名と社印が必要なのだそうです。

All Aboutのプロデューサーさんに相談したら、すぐに対応してくれまして、財務部の方に連絡してくださいました。さらに、その財務の方が、直接、東京入国管理局に電話で問い合わせてくださり、具体的にどういう書類をつくったらいいかまで、聞いてくださいました。海の向こうで何もできない私は、ありがたいやら、恐縮するやら……

それで、作っていただいた「支払実績額証明書」に「ガイド契約書」のコピーを添え、“これで文句はあるまい!”と胸を張って提出したのであります。他の出版社などの分は、預金通帳の原稿料振込みが記載されているページのコピーを添えることで証明することとしました。

あとは、夫の収入や残高を証明するものも提出しますので、なんとか大丈夫だろうと思いましたが、提出した時の感じでは、申請人本人よりも、身元保証人の職業や収入のほうが大事といった印象を受けましたね。

もし日本人配偶者であるあなたが、現在、仕事をしていないようでしたら、あなたの親が保証人となることができます。その際は、ご両親どちらかの在職証明書や源泉徴収票を提出することになります。

この「職業及び収入に関する証明」書類は、状況によって変わってきますので、必ず事前に入国管理局に問い合わせることをおすすめします。

書類が全部そろったあと、提出に行く前に私がしたことは、そろえた書類を申請人(夫のこと)と身元保証人(私)のものに分け、前者はブルーの、後者はクリーム色のメモを貼り、1つ1つに「申請人のパスポートのコピー」などと項目を入れたことです。入国管理局の係官に見てもらい易くしようという意図もあったけど、どちらかというと、この分類をしておかないと、自分でも何がどれだか分からなくなってしまいそうだったから。

そして10月某日、私は用意した書類を携えて、入国管理局高崎出張所に向かいました。