なんと2人でカフェを楽しめるように……!
2人のお気に入りとなったカフェ |
まず、2人で行動している途中で、必ずブレイクを入れてくれるようになりました! ありがたや~~~♪
さらに、コーヒーも飲むようになりました!
これは、私に合わせてというよりも、自分が楽しみたいからだそうです。スイスで家族といる時も、素敵なカフェやレストランに行ったりすることが多いですから、みんなと一緒にコーヒータイムを楽しめるようになりたかったようですよ。
そして、なんと2人の行きつけのカフェまで、できてしまいました!!
近所にある私のお気に入りのカフェだったのですが、一度2人で行ってみたら、彼も雰囲気が気に入って、時々(そう多くはないですけれど)、一緒に出かける用事があったついでに、立ち寄ったりしています。以前では考えられないことだったのに……。
私はといえば、スイスの家で、義父と夫が話しているのを聞いた時は、「もしかしたら、また何かへの不満や文句を言っているのかなあ~?」とニンマリするようになりました。
「話す」べきことの内容とは
この一連の出来事で私が感じたのは、この一言に尽きます。
「話してみるもんだなあ……」
こんな変化があるとは、まーったく期待も予想もしていませんでしたから。
実はこの記事は、カフェの話でも私たちの和解の話でもなく、言いたかったことはこの「話してみるもんだなあ……」なんですよね。
私はよく記事でもインタビューでも「国際結婚夫婦の円満の秘訣は、お互い何でも言葉にして、相手に伝える・話し合うことです」と述べてきましたが、「じゃあ何を話せばいいの?」という方も多かろうと思います。
“話すべき内容”は、ほんと他愛ないことなんです。私たちのように。ケンカの原因となったお互いの行動の“理由”ですからね。
自分でも気づかなかったり、改めて考えたこともないほど自分の中では(あるいは、自分の文化の中では)当たり前になっている行為を、一度見直して、言葉にしただけなのです。
でも、他愛ないことこそ大事なんですよね。特に、文化の背景が違う国際結婚カップルの場合は……。
小さいこと、他愛ないと思われることほど、こまめに拾って、言葉にして、話してみましょう。お2人の間に何か驚くような変化があるかもしれませんよ。
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