美人の花「芍薬」「牡丹」「百合」の意味

あなたをたとえると、どんな花?

あなたをたとえると、どんな花?

よく女性を花にたとえることがありますが、あなたならどんな花になるでしょう?
昔から美しい女性のことを、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」といいます。なぜこれらの花が選ばれたのか。その理由から、美人の本質をさぐってみましょう。
 

立てば芍薬

芍薬(しゃくやく)/立てば芍薬

芍薬(しゃくやく)は、すらりと伸びた茎の先端に美しい花を咲かせる

芍薬(しゃくやく)は、すらりと伸びた茎の先端に美しい花を咲かせます。その香りもたおやかで、フランスではしなやかで爽やかな香りのするワインを、「芍薬のような香り」と言うそう。姿も香りも、まさにすらっとした美しい女性そのものです。

 

座れば牡丹

牡丹/座れば牡丹

牡丹は、枝分かれした横向きの枝に花をつけるため、まるで座っているかのよう

芍薬も牡丹も同じボタン科なので、花自体はよく似ています。しかし、芍薬は草で牡丹は木。その違いから、牡丹は枝分かれした横向きの枝に花をつけるため、まるで座っているかのように見え、観賞するときも座って観賞したほうがきれいに見えます。中国では花の王と呼ばれ、華やかさの象徴です。

 

歩く姿は百合の花

百合/歩く姿は百合の花

百合が風をうけて揺れる様子は、まるで女性が優美に歩いているよう

百合は、しなやかな茎の先にややうつむき加減に花が咲きます。そして、風をうけて揺れる様子は、まるで女性が優美に歩いているように見えるでしょう。甘い香りは香水としても人気があり、こうした花のイメージから、女性の名前にもよく用いられています。

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」

美しい女性は「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と例えられる

美しい女性って、どんなひと?

芍薬、牡丹、百合の花は、ひとつひとつの花が美しいばかりではありません。この3つの花は、リレーするかのように順番に咲いていきます。
  • 牡丹は4月末~5月の初めごろ
  • 芍薬は5月中旬から6月末ごろ
  • 百合は6月から8月ごろ
それはまさに、座っている美人が立ち上がって歩き出すという流れにそっており、姿かたちのみならず、立ち居振舞いも美しいのです。

とかく見た目だけで花と結びつけがちですが、美しい女性とはそんな浅いものではありません。3つの花のたとえから、優美なだけでなく端正で凛としており、しなやかさと謙虚さも兼ね備えた女性像が浮かび上がるでしょう。それは内面の美がそなわってこそ醸し出せるものだから、実に魅力的!


「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」 
女性としては、いつかそんな風に言われてみたいものですね。
 
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