バレンタインデーは、リビングをBarに
チョコで告白した頃のドキドキ感はなくなってきたけれど、バレンタインを暮らしのエッセンスにするのは素敵です。チョコをもらって当然……なんて顔をしている夫に、今年は意外なプレゼントをしてみてはいかがでしょう。手軽にできるチョコレートカクテルで、23時から始まる大人のバレンタイン
リビングをバレンタイン仕様のBarにする方法
おやすみ前にやっとひと息つける時間ですから、最小限の労力で最大限の効果を発揮させるのが賢いやり方。今宵の仕掛けに必要なのは、チョコレートリキュールとキャンドル。手間のかかる料理も飾りつけもいりません。今宵、セッティングに時間をかけるのはナンセンス。事前に材料を揃え、頭の中でシュミレーションし、素早くしつらえましょう。オードブルはマリネのように作りおきできるものや、手早く準備できるものでOK。夫が入浴中にセッティング♪
それでは、その仕掛けをご紹介します……
【チョコレート・マティーニ】
なんともかっこいいカクテルですが、このレシピが実に簡単なのです。ブレンドするお酒を変えれば違う味になりますし、材料調達も楽なのです。
▷チョコレート・マティーニの作り方
▷ホワイトチョコレート・マティーニの作り方
【ブラックチョコ・ミルク】
チョコレートリキュールを牛乳で割れば、マティーニよりも飲みやすいカクテルになります。2層に分離した見た目もキレイですよ。
▷ブラックチョコ・ミルクの作り方
【キャンドル】
生活感たっぷりのお部屋でも、キャンドル&ちょっとした工夫でロマンティックな空間に変身します。
▷素早く、リビングをBarに変身させる方法
手軽にチョコレートのカクテルを作りましょう
チョコレート・マティーニをお店で頼んでも、バーテンダーによってレシピが違います。ウォッカベースで作る人、ジンベースで作る人、チョコレートをグラスの内側に塗る人……。お店で出すのなら、使うお酒はこの銘柄じゃなきゃダメ、そんな道具や作り方じゃダメと言われてしまいますが、今回は普通のミセスが家庭で簡単に作れることを主眼にし、完成度ではなく手軽に楽しめる方法をご紹介します。カクテルに必要なお酒
作りたいカクテルによって1種類または2種類使います。
お店では「ゴディバ」(GODIVA Liqueur/50ml 参考価格¥500)が主流ですが入手しにくいかも。
「モーツァルト」(Mozart Chocolate Cream Liqueur)なら大手スーパーでも扱っています。2杯程度なら50ml(500円程度)で十分ですし、350ml(1200円程度)、500ml(1700円程度)もあります。ホワイトも同様のラインナップです。アルコール度数17度。
■ウォッカ
様々な種類がありますが、写真・左は最もポピュラーな「スミノフ」750ml(1000円程度)。アルコール度数40度。
■ジン
色々な種類がありますが、写真・右は人気の「ボンベイ・サファイア」750ml(1200円程度)。アルコール度数47度。
チョコレート・マティーニの作り方
・チョコレートリキュール……30ml
・ウォッカまたはジン……30ml
氷を入れたミキシンググラス(混ぜるためのグラス。何でもOK)でステア(かき混ぜること)し、グラスに注ぐ。氷は入れません。
ウォッカとジンでは風味が違うのでお好みでどうぞ。超個人的意見では、ジンベースはドライで辛口、ウォッカのほうがマイルドです。
ご覧のように泡立ってしまいますが、冷えて甘味が抑えられるので、ステアに比べてクールな味になります。
さらに仕上げに食用金箔をトッピングすると、リッチな雰囲気。キャンドルにも映えて綺麗です。
ホワイトチョコレートのリキュールを使えば、白いマティーニの出来上がり。2人で飲み比べてみてもいいでしょう。
アルコール度数の低い、ブラックチョコ・ミルク
チョコ味なので口当たりがいいのですが、マティーニはアルコール度数が結構高いのでご注意ください。マティーニではちょっとつらいという方は、牛乳で割るカクテルはいかがでしょう。・チョコレートリキュール……20ml
・牛乳……40ml
グラスに氷を入れ、チョコレートリキュール→牛乳の順番で注ぐだけ。自然と2層に分離するので見た目もきれいです。飲む際にかき混ぜてください。
いずれも、混ぜたり注いだりするだけなので、お家で十分楽しめます。また、本格的なプロの味を求めてお店に出掛ける……そんなきっかけにしてもいいでしょう。
キャンドルで我が家を幻想的に魅せる方法
このカクテルを素敵に提供するための、キャンドルテクニックをご紹介します。あっという間に生活感を隠してしまいましょう。キャンドル使いでいつもと違う大人な空間に
せっかくバレンタイン・カクテルを準備するなら、それなりの空間で飲んでもらいたいですよね。読みかけの新聞や子どものおもちゃを片付けたところで、そこはやっぱり見慣れた我が家。そう簡単にイメージチェンジできません。
そこでおすすめなのが、キャンドルです。日用品を煌々と照らす照明を消してキャンドルを灯せば、生活感が闇に隠れ、ふたりだけの世界が広がります。上手に魅せるヒントは……
- ガラスや銀の食器など炎に反射するものを多用し、キラメキをたくさんつくる。
- 照らしたい範囲にだけ光が届くように配置し、見せたくないもの(見たくないもの)は闇に隠す。ただし、顔の下に置くと下から照らされてしまうのでNG。
- 暗めでOK。非日常の雰囲気を楽しむ。
多少酔っても、我が家ですから安心あんしん。予想外の演出で、バレンタインを素敵な暮らしのエッセンスにしてください。
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