重陽の節句(菊の節句):食べもの

重陽の節句は秋の収穫祭と結びついていったため、重陽の祝い膳には秋の食材が並びます。菊酒とともにどうぞ。

■食用菊
食用菊の王様「もってのほか」。名前の由来は「天皇の御紋(菊)を食べるとはもってのほか」「もってのほか(想像以上に)おいしいから」だとか

食用菊の王様「もってのほか」。名前の由来は「天皇の御紋(菊)を食べるとはもってのほか」「もってのほか(想像以上に)おいしいから」だとか

食材として栽培された食用菊は、昔から親しまれてきたエディブルフラワー(食べられる花)で、おひたし、お吸い物、サラダなどが人気です。お刺身の盛りつけでお馴染みの黄色い菊は、見た目の美しさだけでなく、優れた抗菌作用で食中毒を防ぐ役割もあります。

■栗ごはん
重陽の節句は「栗の節句」とも呼ばれます

重陽の節句は「栗の節句」とも呼ばれます

江戸時代から重陽の節句に栗ごはんを食べる習わしがあり、「栗の節句」とも呼ばれています。

■秋茄子
「おくんちに茄子を食べると中風にならない」と言われています。焼き茄子や茄子の煮びたしが人気のメニュー。

■菊のお菓子
この時期になると、菊をモチーフにした和菓子が販売されています。尾形光琳が考案した「光琳菊」や菊の干菓子など、重陽にふさわしい品を取り入れると楽しいでしょう。

重陽の節句の食べものには、不老長寿を願う気持ちが込められているので、敬老の日(9月の第三月曜日)に活かしても良いですね。

最後に、飾って楽しむ菊のアレンジと「菊尽くし」について>>>