コストパフォーマンスの良さに目を見張る!
このエリアにお勤めの方は、きっと毎日のランチに苦労されているんじゃないでしょうか? 毎日お弁当を手作りするのも大変だし、コンビニのおにぎりじゃ味気ない。かといって、外食だと結構高い! 忙しい毎日でも、美味しくて心にも栄養を与える食事をしていきたいものです。今回紹介するのは、表参道駅のすぐ近くにある、和食屋さん、
青山 かまはちのランチ定食。「この値段で赤字にならないんですか!?」と思わず聞いてしまったコストパフォーマンスも必見です!
素材ごとに味付けを変える煮物
まずは、こちらの定食から紹介しましょう。数量限定の四季のお弁当。煮物や焼き魚、小鉢を中心にした日常使いに打ってつけのランチメニューです。特筆すべきは煮物の美味しさ。なす、カボチャ、いんげんなどを素材の味や色を活かしつつ、上品に炊き上げてあります。しかも、素材によって煮方や味わいは全て異なり、カボチャは甘くてほっくり、なすはかつおダシを充分に吸い込み、いんげんはシャッキリとした歯触りを残しているのです。この煮物の味……、料理長は京料理出身の方なんでしょうか?
お忙しい中、調理場から出てきていただいたのは、須藤英也さん。思った通り、京料理の畑で長年修行されてきた方でした。この店に入ってから約10年。和食の美味しさを手軽に楽しめる料理を目指してきたのだそう。夜は、豆腐や湯葉、豊後水道より空輸した海の幸を味わえるとか。「今の季節、ハモしゃぶなんて美味しいんですよ!」(須藤さん)う~ん、ランチを食べはじめたばかりなのに、夜にも舞い戻ってきたくなってしまいます。
豆腐で帆立を包んだ帆立豆腐
話をお弁当に戻しましょう。お膳の右側にあるのは
帆立豆腐。薄味で炊いた豆腐を茶巾にして、中に帆立をいれたもの。豆腐の味や香りと帆立の旨味がお互いを引き立て合っているようです。すこし濃い口の餡(あん)がかかっていて、ご飯とも相性抜群。
この他に、
さばの塩焼き、
玉子焼き、
海老の黄身揚げなどが盛り込まれています。さらに味噌汁やお新香までついて1100円! この立地でこの値段。文句のつけようがありませんでした。
そして、さらにお得でボリューム満点のお膳もあるんです。
次のページで紹介します。