能登大納言小豆の「甘納豆」

甘納豆
しっとりと仕上げられた
能登大納言小豆の甘納豆。
「甘納豆」は、能登大納言小豆と能登の黒豆の2種類。ふっくらと炊かれた大粒の大納言小豆は艶々で色鮮やか。黒豆も大粒で、もっちりとした歯応えです。

そもそも同店が豆を主役にと考えたのは、能登大納言小豆の魅力を伝えたかったためとのこと。大粒で鮮やかな赤色、風味が良く皮まで柔らかい能登大納言小豆は、奥能登が誇る素材です。成熟した順に手作業を中心に収穫する「さやぼり」という手間暇のかかる方法を取っているため収穫量が少なく、とても貴重な小豆です。

甘納豆
餡にして粒を潰すのは惜しい
大粒の美しい豆。
同店では甘納豆に仕立てる。
その希少な豆を、同店では目でも舌でも1粒1粒じっくり楽しめるよう、甘納豆に仕立てています。十分に柔らかいのに張りがあり、艶やかに輝く甘納豆。まろやかな甘さと豆の風味が舌にしっとりと広がります。

甘納豆を忍ばせた和風「ダクワーズ」

ダクワーズ
全5種類の
和風ダクワーズ「萬久の舟」。
いずれも癖になる美味しさ。
本店の建物の舟形窓をモチーフにした和風ダクワーズ「萬久の舟」は、さっくりとしたダクワーズ生地で和風のクリームを挟んだもの。中には能登大納言小豆の甘納豆を忍ばせています。

和素材を取り入れた洋のお菓子とはいえ、奇抜な感はなくしっくりとくる美味しさです。さくりとした生地と濃厚なクリームの対照的な食感が心地よく、生姜生地には白餡、シナモン生地には黒糖クリームなど、それぞれの味のバランスも絶妙。何よりも甘納豆の上質な味わいが効いています。

東京駅にやってきた金沢の新店「まめや金澤萬久」。食文化の根底を支える素材とその生産者に敬意を払い、豆の1粒までも大切に扱う姿勢に、幼い頃に習った「ご飯粒1粒も残してはいけない。」という言葉を思い出しました。かと言って説教臭さは感じられず、洒落たおもたせにも向くセンスも持ち合わせています。日々のおやつに、ちょっとした手土産に。つい立ち寄りたくなるお店がまた1つ増えました。

<店データ>
「まめや金澤萬久」グランスタ店
「GRANSTA(グランスタ)」
所在地:JR東京駅構内地下1階
営業時間:8:00~22:00(月~土)、8:00~21:00(日・祭日)

◇予算一例:
「有機大豆の炒り豆」全9種類 各315円
和風ダクワーズ「萬久の舟」全5種類各158円、5個入り893円
「能登大納言小豆の甘納豆」1袋420円
「金のかすてら」1本1,575円ほか

【GRANSTA和菓子情報】
東京駅エキナカ「GRANSTA」リニューアル!
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