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「りんごのおやき」豆腐でしっとり!(2ページ目)

市販のお菓子を食べ続けて体が疲れてしまったときに作る「りんごのおやき」。全粒粉とりんごの自然な甘さに、心と体がほっとするような気がします。

原 亜樹子

執筆者:原 亜樹子

和菓子ガイド

「りんごのおやき」の材料・分量(小7個分)

りんご
固くて締まったりんごがベスト!
皮をむいて芯を取り、
薄くいちょう切りにします。
【皮の材料】
・全粒地粉 100g
(又は全粒強力粉50g+薄力粉50g)
・塩 少々
・オリーブオイル 大さじ1
・豆腐(絹ごし) 100g
・手粉(片栗粉) 適宜
【中身の材料】
・りんご 正味200g(小サイズ約1個)
・水 大さじ1
・生姜汁 小さじ1/2
・塩 少々

「りんごのおやき」の作り方

下準備:
・りんごは皮をむいて芯を取り、薄くいちょう切りにします。
・豆腐はザルに上げて軽く水気を切ります。

※エコポイント
りんごの皮を使った「アップルティー」はおやきにもぴったりです。りんごの皮を入れたティーポットに熱い紅茶液を注ぎ、香りと味をなじませるだけ。ぜひお試し下さい。

粉
1:ボールに全粒地粉を入れて中心にくぼみを作り、塩・オリーブオイル・軽く崩した豆腐を合わせたものを加えます。

こねる
2:(1)をゴムベラなどでざっと混ぜ合わせたら、生地がボールから離れるようになるまで軽くこねます。1つにまとめてラップで包み、冷蔵庫で約30分間休ませます。

※ワンポイント
生地は耳たぶの柔らかさが目安。豆腐の量で固さを加減してください。

りんご
3:中身を作ります。りんご・水・塩・生姜汁を小鍋に入れて強火にかけます。沸騰したら中火にして、焦がさないように優しく混ぜながら火を通します。りんごが透き通ったら水分を飛ばして、バットに広げて冷まします。

※ワンポイント
りんごの水分にもよりますが、仕上がりの重さ140g~150g位を目安にお試し下さい。

丸める
4:(2)の生地、(3)のりんごをそれぞれ7等分して丸めます。少量の片栗粉を手粉に使い、生地を手のひらで広げてりんごを乗せて包みます。包み終わりはしっかりつまんで閉じます。

※ワンポイント
全粒粉を使った生地は、伸びづらく破れやすいのが難点です。りんごを乗せる前に、生地をできるだけ大きく丸く伸ばしてから包むと比較的包みやすいのでお試し下さい。中心を厚めに、周囲を薄めにするのがコツです。また、手粉を使いすぎると食感が悪くなるのでご注意を。

焼く
5:フライパンに油を熱し、おやき(とじ目が下)を並べます。初めは強火で、底に薄い焼き色が付いたら水を1/4カップ(分量外)加えてふたをして、中火で約5分蒸し焼きにします。5分経ったらふたを取り、水分を飛ばしながら両面に焼き色を付けます。

※ワンポイント
油を敷き過ぎると、水を加えたときに激しくはねますのでご注意下さい。また、蒸し焼きにしている間に底が焦げ付かないよう、火加減にはご注意ください。

完成!
中はもっちり、外が香ばしくパリッと焼けていれば大成功。
ぜひ熱々のうちにお召し上がり下さい!
ピリッとした生姜が全体の引き締め役です。

ワンポイント

・中身は「さつま芋とりんご」、「カボチャ」などもお勧めです。
・豆腐は木綿でもO.K. その場合、100gより少し多く必要です。
・普通の中力粉(または強力粉1:薄力粉1)でも作ることができます。豆腐の量は、生地の固さを見ながら加減してください。

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