新茶の季節がやってきました。立春から数えて88日目の「八十八夜」に摘み取られたお茶は無病息災の縁起物とも言われます。この前後に収穫される、その年最初の新芽で製したお茶が、いわゆる新茶です。今年も、冬の間に栄養をたっぷり蓄えた、新茶尽くしのデザートをご紹介します。
(目次)
P1 新茶メニュー2008年&2007年
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引き続き、新茶メニューと店舗情報今年の新茶のデザート1品目
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昨年の「茶摘みパフェ」 添えられたのはりんごチップ さて、今年は? |
「源 吉兆庵 銀座店」の3階にある、カジュアルな甘味・割烹「松濤 粋(しょうとう すい)」。春には「桜」、今の時期には「新茶」など、季節の素材をたっぷり使った楽しい創作デザートが用意されます。今年は
昨年と少し内容を変えた、3種類の新茶のデザートが登場します。
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今年の「茶摘みパフェ」は お茶尽くし! ~5月末頃限定 |
1品目は「茶摘みパフェ」。上から煎茶パウダーをふりかけた今年のパフェは、一目で「お茶尽くし」と分かる仕上がりです。ほろ苦い煎茶ゼリーと、新茶葉入りの餡のクリーム、抹茶アイスクリームを重ねています。
2品目は今年も「抹茶クリームみつ豆」
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大粒の黒豆が贅沢! 別添えの蜜は 黒蜜・黄金蜜のどちらか |
続いての「抹茶クリームみつ豆」は、昨年と同じメニューです。濃厚な抹茶の寒天と新茶羊羹、抹茶白玉に抹茶アイスクリームと、こちらもお茶尽くし。別添えの蜜を控えめにすると、お茶の風味がより生きるようです。
「みつ豆」の「豆」というと、赤えんどう(豆)が多いのですが、ここで使用しているのは黒豆の甘煮。全体の味と色合いを引き締めてくれます。