和菓子/和菓子関連情報

「選・和菓子職」作り手の顔を表舞台へ!(2ページ目)

◆(07年9月13日認定者氏名追記)和菓子業界の新たな認定制度「選・和菓子職」。和菓子の作り手個人が注目される時代がやってきそうです。

原 亜樹子

執筆者:原 亜樹子

和菓子ガイド

第2次審査~2時間30分の実技~

提出作品
提出するのは
煉切25個+焼菓子5個
当日の朝に発表された課題の「桜(春)、朝顔(夏)、菊(秋)、椿(冬)」の4種の煉切に加え、自由課題の煉切とオーブン焼菓子を各1種、2時間30分以内に製作する実技審査。製作中の様子も審査対象です。

審査
1600個以上の
和菓子が一堂に!
全国和菓子協会などが推薦する20名の「審査委員会委員」に加え、文化人など6名の「認定委員会委員」の計26名が審査を行います。

完成した和菓子は1つの部屋に集められ、見た目や味など総合的に審査が行われます。同じ課題で製作された春夏秋冬の煉切でも、出来上がった作品は千差万別。和菓子の奥深さを改めて感じました。

審査終了後の試食


審査終了後に、残った和菓子を試食させていただきました。54種全てを試食した焼菓子は、本当に個性豊か。

あまりにも種類が多いため、舌と頭が混乱し、煉切に至っては味の違いがほとんど分からなくなってくる始末。300種類以上を審査する難しさを思うとため息が出ます。

次ページでは、第1回「選・和菓子職」認定者をご紹介します>>
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