和菓子/羊羹・最中・甘納豆

横浜名物 甘納豆「おもや」~栗と豆の香り(3ページ目)

「『おもや』の甘納豆はとても美味しいのよ」と教えてくれたのは、私の憧れの女性。以来私もとりこになった甘納豆は、しっとりとした口当たりと素材の香りが印象的です。敬老の日の贈り物にもいかがでしょう。

原 亜樹子

執筆者:原 亜樹子

和菓子ガイド

甘納豆「青えんどう、あずき、とら豆、白いんげん」

青えんどう
「青えんどう」
北海道 上富良野産
色合いがとてもきれいな「青えんどう」。独特の風味に惹かれ、私が必ず買う甘納豆です。

あずき(大納言)
「あずき(大納言)」
北海道 函館産
甘納豆の基本とも言える「あずき(大納言)」は、おもやでも人気がある様子でこの日は栗と並んで売り切れ寸前でした。小さな青えんどうやあずきはスプーンですくって召し上がる方もいるとのこと。私も試してみたこの食べ方、つい食べ過ぎてしまうのが難点です。

とら豆
「とら豆」
北海道 北見産
まだら模様の「とら豆」と乳白色の「白いんげん(大福豆)」はあっさりとした上品な後味。どちらも程よい大きさです。

白いんげん
「白いんげん(大福豆)」
北海道 北見産
砂糖漬けの甘納豆は本来、かなり日持ちのするものですが、「おもや」ではしっとり感と風味を楽しめる4~5日を消費期限としています。それ以上保存したい方は密封して冷凍保存すると良いそうです。

自分用には雰囲気のある紙袋へ入れてもらい、贈り物用にはそれらしく。私に「おもや」の存在を教えてくれた方は、花豆の甘納豆にブランデーの香りを移して楽しんでいるとのこと。早速試してみましたが、マロングラッセを彷彿とさせる味わいでとても美味。これは外国の方にも喜ばれそうです。甘納豆に苦手意識のある方にもぜひ試していただきたい、一味違う「おもや」の甘納豆、お薦めです。


<店データ>
■横浜名物 甘納豆「おもや」(本店)
所在地:横浜市南区吉野町3-7
TEL:045-251-5134
FAX:045-251-5162
営業時間:10:00~19:00
定休日: 日(※平成19年9月17日(月)休)
横浜市営地下鉄 吉野町駅2番出口 左手すぐ
地図:Yahoo!地図情報
■横浜名物 甘納豆「おもや」 (小山台店)
所在地:横浜市栄区小山台1-23-1
TEL:045-892-9976

予算:
「花豆(はなまめ)」200g 525円~
「おたふく(そら豆)」200g 1000円~
「栗(くり)」100g 685円~
「青えんどう」200g 525円~
「あずき(大納言)」200g 525円~
「白いんげん(大福豆)」200g 525円~
「とら豆」200g 525円~
(箱入り等の詰合せ可能)

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