「とらや」のひな祭り(2ページ目)

 

とらやの雛井籠（ひなせいろう）２

雛井籠を彩るお菓子 「雛てまり」

白餡入りの道明寺製「雛てまり」、こし餡入りの薯蕷（じょうよ）饅頭（生地にすり下ろしたつくね芋を加えて真っ白に仕上げる饅頭）で作られた「笑顔饅」なども雛井籠を彩るお菓子。

お重に入った華やかなお菓子は、この時期の手土産にとても喜ばれます。
 

蛤（はまぐり）と雛祭り

白餡入り薯蕷饅頭 「蛤形（はまぐりがた）」

最後にご紹介するのは白餡入り薯蕷饅頭「蛤形（はまぐりがた）」です。一対の貝が決して他の貝殻とは合わないことから、一夫一婦を表す意匠として使われます。

生地に使われているつくね芋のほのかな香りが贅沢です。

この他にも、土地によって様々な雛祭りのお菓子が見られます。例えば関西方面では「あこや」と呼ばれる、真珠貝の一つであるあこやを模した形のお菓子（先端を引きちぎって作るところから「ひちぎり」とも呼ばれます）が、長崎では桃を模したカステラ「桃カステラ」が作られています。

＜店データ＞
■とらや（都内各所と京都市内ほか＊雛祭りのお菓子取り扱い店舗は要確認）
TEL：0120-45-4121
予算：「雛井籠」１段1,418円～５段6,458円（取扱店限定）
「蛤形」１個420円（取扱店限定）
以上、3/3まで販売（配送不可）

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