神田、並木、そして池之端へ
▲あまりにも美しい、詩的情趣に満ちた薄暮の不忍池 |
今日、何故、私はここに居るのか。そう、賢明かつ聡明な読者であればすでにお察しがつくように、神田、浅草並木とくれば、次はここ、池之端に決まっているではありませんか。
▲気さくな、街である。心も軽く、今宵の至福に向かって歩を進めた。 |
むふふふ、なにしろあと数歩で、そう「池之端」のあの店に辿りつく。この状況で、心が軽くないはずが、ない。
▲ぬわんという出来事! がーーん。 |
▲そ、そんなぁぁぁぁぁ |
「ばかや…」と言い掛けた瞬間、いま私は上野の仲町にいることを思い出した。
なんだ、そうだったのか、わっはっはっは。問題ないじゃん、あの店があるわけだし。と、急速に気を取り直した厳冬の午後5時半なのであった。
あの店とは、そうこちらも皆様ご存じの、、、
というわけで、おもむろに、私はきびすを返した。水上音楽堂の交叉点には戻らずに、エッチなお店がたくさん集まっている方角へ、だらしない笑みをうかべて戻っていったのである。いひひひ。
さて、ご一緒にいかがです(次へ)