ワイン/ボジョレー・ヌーヴォー

10秒で読める!ボジョレ2008年収穫情報

もうすぐ解禁ということで、ボジョレ新酒に関心が高まるこの時期。店頭やメディアで「みずみずしく古典的なヴィンテージ」とされる2008年の出来は、どう読み取ればいいのか?

執筆者:橋本 伸彦

今年のボジョレをたった10秒でチェック!

今年もボジョレ・ヌーヴォー解禁まで3週間を切った。メディアと輸入会社のレポートから、今年のフランスそしてボジョレ地区のブドウの作柄と売れ行きをざっとまとめてみよう。時間がない人はページを進みながら見出しだけ追えば、見出し5つで10秒ぐらいになるはずだ。説明も読んでおいて欲しいが……

ボジョレ新酒の紫がかった色合い。フレッシュな風味を期待させる

2008年はフランス全土で夏に涼しくて雨の多い年で、収穫量は例年より2割ほど減りそう


ブドウが芽を出して育ち、実が熟す春から秋の天気によって出来が決まる。7月から9月前半まで雨がちだったということは、雨が降らなかった場合よりも気温が低めでブドウの成熟や凝縮が進みにくかったことを意味する。ただ、収穫が減るとその分少ない実に養分が行くので、凝縮度が上がるという面もある。

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