新潟の台所の烏龍茶専門店
新潟の台所、本町商店会の一角にある人情横丁
新潟の台所、本町6商店街を抜けると、小さな間口の店舗が集まった「人情横丁」があります。その一角にあるのが、台湾烏龍茶専門店「ピュアウーロン」。
もともと新潟の本町市場は、新潟市民の台所と呼ばれいて、100を超える店舗や露店が並んでいます。明治時代から続いているこの市場には、新潟の名産品である海の幸・山の幸がとても安く並んでおり、地元の人たちはもとより、観光旅行で訪れた人たちも足を運ぶ場所として知られています。その一角にあるのが「人情横丁」。正式名称は「本町中央市場商店街協同組合」。昭和26年10月にできた歴史のある商店会です。
もともと終戦後、空襲で焼かれた新潟で、わずかばかりの商品を本町5番、6番の露店で売り始められましたが、露店の衛生管理上の問題から、川を埋め家屋を建てて鮮魚・海産物を中心として開店したのが始まりだといわれます。
いまでは、鮮魚、海産物に限らず、ピーナッツ専門店、紅茶店、メキシコ料理店、雑貨店など、様々な業種が入店して、創立当初と違った賑わいを見せています。
赤と緑の字で書かれた看板が目印
ピュアウーロンは、そんな中、「おいしいお茶やさん PURE*OOLONG」と目立つ看板と生成りの爽やかな暖簾で出迎えてくれます。その暖簾をくぐると、こじんまりした店内には、左手の棚には、様々な台湾のお茶が並びます。