I-sys TABLE(アイシス・テーブル)


台湾茶のアイシス・テーブル

オーナーの瀬津さん
「アイシス・テーブルの始まりは、ウェブマガジンでした。」そう語るのは、九州佐賀県を拠点に台湾茶を中心に展開する「アイシス・テーブル」オーナーの瀬津由紀子さん。

瀬津さんは、もともとフリーのライター。東京日本橋で古美術商を営んでいたお父様の元で、美術の目を磨いてきた瀬津さんは、そんな美術関係のライターを続けていらっしゃいましたが、そのお父様が残してくださった会社をベースに興味のある様々なことや「やりたい仕事」を紹介するための「ウェブマガジン・アイシス」を立ち上げました。

アイシスでは、瀬戸の作家さんの陶芸作品を紹介したり、木の作品を生み出す桜製作所を取り上げたりと、幅広い視点で多くのすばらしいものを取り上げてこられました。

そのアイシスの運営の傍ら、様々な人たちと出会い、その方々が生み出すすばらしいものを、多くの人にも伝えたいということで、マガジンと平行して運営を開始したのが「アイシス・テーブル」でした。

そんな瀬津さんが、お茶とであったのは、一杯の台湾のお茶。「父親と一緒に昔中国国交回復の際に日本親善団に同行した際に、中国のお茶との出会いがありました。だから比較的中国茶には近い関係にあったのですが、佐賀で台湾のお茶にであってから、すっかりはまってしまって。」とにこやかにお話してくださる瀬津さん。

その瀬津さんをさらに台湾のお茶の深い魅力にいざなったのは、台湾で長いことお茶を商う日本人、茶商・兼子洋行さんでした。兼子さんのお茶のお話は、とてもためになるので、アイシスでも連載しているのだそうです。

アイシス・テーブルのお茶

極上の碧螺春の味に、蜂蜜の香りが漂う
アイシス・テーブルでは、幅広く台湾のお茶を販売しています。

季節ごとに、四季春、東方美人、金萓、凍頂烏龍茶などの定番茶から、梅山高山茶、仙葉樟樹湖高山茶、霧社高山茶、梨山翠巒高山茶そして高山茶の最高峰、大禹嶺高山茶などの各種高山茶と、品揃えが充実しています。

さらに、お勧めなのが、台北縣石碇(せきてい)の陳樹根茶師のお茶各種。

キレが良く、パンチの効いた味わい武夷種の包種茶や最高級ダージリンのファーストフラッシュ(一番摘み茶)を思わせる、華やかな香りの東方美人、そして東方美人の技術で作った包種茶「緑美人」など、実力のある茶師が作ったお茶がそろっています。

また、高肇句茶師の作る蜜の香りが大きな特徴で酸味の利いた甘い味わいの蜜香紅茶、ウンカの付いた茶葉から碧螺春と同じ方法で製茶した密香緑茶、蜜香が漂い後に甘い~甘い爽やかな香りが長く碧香緑茶もお勧めです。

そしていま一番のお勧めが陳樹根茶師の「雪香冷凍茶」。

台湾では茶師が製茶の工程で揉捻までした生茶を試飲します。その新鮮な香りと味を楽しむために、冷凍保存したのが冷凍茶。味も甘みが深く、かすかに苦み、渋みが混じり、まさに新鮮な究極のお茶なのです。年に一度だけ春に作られる冷凍茶は、非常に量が少ない限定茶です。(2006年2月12日現在)