秋茶なので、香りと味のバランスが絶妙 |
絶妙な焙煎はここだけのもの
「観音王」の中火焙煎による仕上がりは、春風秋月のオーナー、アンディー・リー氏が自分の好みにあわせて茶師に火入れさせたもの。香港出身のアンディー氏に聞いて見ると「僕が小さいときから飲んでいた鉄観音の味ね。お母さんが茶荘に頼んで火入れしてもらっていたのがこんな味だったのよ。」とのこと。香港で味わう鉄観音は、甘みを引き出す独特の焙煎が施されているものが多いのですが、このお茶はそれだけではなく、いつまでも茶杯に鼻を付けていたいほど素敵な香りがします。さわやかな甘みの有る焙煎の香りの奥に、いつまでも漂う豊穣なフレグランス。お茶の味とか香りを表現することは非常に難しいのですが、このお茶は、もしインターネットで香りが嗅げるような仕組みができたら、皆さんに一番にお届けしたい香りと言っていいほどです。
是非茶壺で入れていただきたいお茶です。 |
「特別の特別」ではないのですが、「ほっとするお茶」とか「いつまでも飲んでいたいお茶」という表現がぴったりなのが、この春風秋月の「観音王」だといえるでしょう。
春風秋月のサイトにいくと、いまメインで販売されているのが「古方鉄觀音」ですが、おすすめの「観音王」はおなじ2004年の秋のお茶でありながら、焙煎が微妙に軽く甘さが強く、さらにおいしさがぎゅっと凝縮されたようなお茶だといえるでしょう。だからこそ、アンディー氏が「秘蔵茶」として自信をもって薦めるのでしょう。
(HPの茶譜には掲載されていませんので、値段等はお店にお問い合わせください。なお、4月末までウエブサイトよりお茶などを購入した方に金額に応じてプレゼント中だそうです。詳しくは春風秋月のウエブサイトをご確認ください。)
■ 春風秋月
住所:東京都港区高輪3-13-1 新高輪プリンスホテル内
電話:03-3473-5638
HP:http://www.e-moon.co.jp/