作家物の茶壷を贈る　極上のクリスマスプレゼント(4ページ目)

▼　上級者向けの茶壺
最後に上級者向けの茶壺です。上級者になるとそれぞれの好みもはっきりとしていろんな見方が出てくると思いますが、ここでご紹介頂いたのは、宜興の高級工藝美術師である楊勤芳先生の作品です。

「楊勤芳先生は、イギリスでは「東方宮廷派巨匠」と呼ばれる国際的知名度ある作家です。紫砂二廠の創設にも尽力され、ここの研究所の責任者（研究所所長）も勤めた実力者。デザインと紫砂泥にも精通し、伝統的な作品のみならず、新しいデザイン作品も次々と世に送り出しています。」とのこと。

紫砂二廠は、江蘇省宜興市紫砂二廠と呼ばれる国営の紫砂工場です。ここは、徐漢棠国家級工芸大師など数々の巨匠を生んだ工場としても知られています。

絞泥小圓珠
孟臣壷	鳴遠壷

▼　お勧め作品
絞泥小圓珠、孟臣壷、鳴遠壷
（絞泥小圓珠以外は、予約製作作品になります。）

▼　おすすめポイント
神韻のある茶壷を作るのは至難の業。テクニック、フォルムといい、その「線」の美しさで完結された楊勤芳先生の作品は、その神韻のある作品として一生の宝物です。

▼　価格帯
75,000円～80,000円

予約製作作品は、予約から作製まで2～3か月かかります。残念ながらクリスマスには間に合いませんが、せめて目録だけでもプレゼントという手もありますよ！

今回は、「老地方茶坊」の張さんに初心者向け、中級者向け、上級者向けと、すばらしい作品の数々をご紹介いただきました。丁寧に作られた作品は、本当に飽きることなく、手になじみ、美味しいお茶を入れることができる一生ものの宝物にもなります。是非、今年のクリスマスには、大切な彼、彼女にこんな茶壺、プレゼントしてみてはいかが♪

このほか、まだまだ沢山の優れた作品が沢山あります。是非、いろんな作品からこれという物を探してみてくださいね。

作品探しは、ここからスタート！ →　「紫砂壷の世界」（老地方茶坊）

■　協力・画像提供：老地方茶坊