須藤秀男さんが世田谷に店をオープン

すっきりとして落ちついた雰囲気の店内

タイユバン ロブション、ペルティエ、マリアージュ ドゥ ファリーヌなどでシェフ・ブーランジェを歴任、さまざまなコンクールの受賞歴を持つ須藤秀男さんが2009年10月、世田谷線の松陰神社前にブーランジェリー スドウをオープンさせました。

須藤さんと一緒にこの店を築き上げ、肩を並べてパンを焼くのは、ペルティエ時代からともに修業を積み、人生のパートナーともなった実力派ブーランジェールの枝里子さん。

「食通や愛好家など、限られた人にしか馴染みがないような特殊なパンではなく、自分たちが好きなパン、誰が食べても素直においしいと感じてもらえるパンをつくりたいと思っています」須藤さんは言います。

ある時は彼がイメージを伝え、彼女が形にする。またある時は、その逆もあります。次から次へとパンが焼きあがる厨房は活気に満ちています。

ブーランジェリー スドウのパン

左からクロワッサン(150円)、クロワッサンザマンド(330円)、クイニーアマン(230円)、スコーン各種(230円)
左から厚切りノアレザンラスク(250円)、厚切りモハベラスク(120円)、ハニートースト(280円)、シャポー(100円)、レモンパン(100円)

9時、店が開く時間に勢ぞろいするクロワッサンなどのヴィエノワズリを求めて、朝一番のお客さんたちがやって来ます。取材の日、新作クロワッサンザマンドはあっというまに売切れていました。早くも常連さんが多く、それぞれに、お目当てのパンがあるようです。

ヴィエノワズリの横には、この店ならではの厚切りタイプのラスクが並びます。ノアレザンなどこの店のベーシックなパンたちは、甜菜糖を使ったラスクバターをたっぷり塗って焼き上げることで、また違った味わいで楽しませてくれます。

一番のおすすめは表面の糖分がパリっと薄く結晶化しているハニートースト。ベースとなる食パンもハチミツもバターも、シンプルであるだけに素材の質のよさを感じます。