世田谷食パン、世田山食パン、自家製ジャム

山と谷。ネーミングがなんともユニークな二つの食パンは、配合は同じでも、型にフタをするかしないかで形が異なります。

世田谷食パン、世田山食パン(各580円)
コンフィチュール各種(1000円~)

おいしさを一番に考えて丁寧につくられた食パンは、自家製ホップ種を使用しています。一般的な食パンより水分が非常に多いのが特徴です。買った当日はそのまま食べるのが須藤さんのおすすめ。翌朝は軽すぎず重過ぎず、サックリとした食感が絶妙な、香りの良いトーストになります。

ブーランジェリー スドウには数種類のコンフィチュールが置いてあります。 現在は「ミルクキャラメル」「豆乳とバニラ」「牛乳と生クリーム」などのミルク系、「イチゴ」「フランボワーズ」などのベリー系がありますが、 スパイスを多用したような凝ったものでなく、食パンに合わせておいしいジャムしか作らないのだそうです。

パティシエ出身、現在も体の半分はパティシエ、という須藤さん。コンフィチュールの台の後ろ側には焼き菓子もたくさん並んでいました。

ブリュレ(110円)、北海道ミルクパン(90円)

生菓子のショウケースに入っているのは現在はプリン、そしてバレンタイン向けの生チョコのみですが、ゆくゆくはロールケーキやショートケーキもつくりたい、という須藤さん。お菓子も国籍にこだわりなく、自分たちの好きなお菓子を、という趣向です。

そうそう、生菓子のショウケースの隣には、パン用の小さなショウケースもあります。レジ前なので、最後にはここをチェックしてみてください。 須藤さんならではのあんぱん(一日100個売れるという薄皮あんぱん)やクリームパン(ブリュレ)が並んでいるはずです。

次々に焼きあがるパンたち

フィグペカン(2.5円/g)

大型のパンは、お昼過ぎに焼きあがります。 Sルヴァン(国産の全粒粉から起こしたルヴァン種を使った全粒粉20%のパン)でドライフルーツやナッツを包んだパンは、グラム売りされます。

ノワレザン(2円/g)は甘味が強く、大粒のモハベレーズンとカレンツをスチームオーブンで蒸してラム酒に漬けたもの、クルミを低温のオーブンでローストして水に浸したもの(こうすると焦げない)など、素材の下準備に手間をかけています。

クリームチーズを挟んだ白イチジクと黒イチジク、ペカンナッツの入った贅沢なフィグペカンはマリアージュ ドゥ ファリーヌ時代のそれからジャムを抜いたマイナーチェインジの逸品。洗練された味わいです。

続々と焼きあがる焼きこみ系お惣菜パン

店内には4人がけのテーブルがひとつ。店の前にはベンチがひとつ。席が開いていれば、コーヒー(200円)とともに、焼きたてのパンを食べることもできます。

取材を終える頃も、続々おいしそうなパンが焼きあがってきて、帰るに帰れない状態となりました。さすが須藤さん。ブーランジェリー スドウはヴィエノワズリからニッポンの菓子パン、料理パンからハード系のバゲットまで、どのパンもほんのちょっと新しいところがあり、どのパンを食べてもハズレのない安心感があります。新しい時代のセンスたっぷりのオールマイティなパン屋さんです。

須藤秀男さん、枝里子さん
■ブーランジェリー スドウ

所在地:世田谷区世田谷4-3-14  

電話:03-5426-0175

営業時間:9:00~19:00 日・月曜定休

世田谷線松陰神社前すぐ 
地図:Yahoo!地図情報

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