二人の職人が焼く、薫りのいいパン

先に行われたクラブ・ド・サントノーレのセミナーでは、薫々堂の亀山さんご夫妻により、さまざまなブリオッシュが紹介されました。彼らのつくるパンならばブリオッシュ以外もおいしいはずと確信、横浜のお店を訪れました。

二人の職人はそれぞれに得意なパンを焼きますが、それらは今や「薫々堂の手づくりのパン」として、同じ雰囲気をまとって店に並んでいます。最大の共通点は、いい匂いがする、ということ。薫々堂ですから「いい薫り」でしょうか。

横長な店内にはサンドイッチ、菓子パン、ハード系のパン、食パンなどなど、昼過ぎに勢ぞろい
サンドイッチの具も店内で調理

「いい薫り」は早く安く、あるいは簡単につくれるものではなく、バターをはじめとする、代えのきかない本物の素材と、職人の手間や時間によって生成されるもの。

薫々堂ではサンドイッチの具材も店内で作られています。たとえばカイザーゼンメルに挟むバジルチキンは、鶏肉を白ワインとレモンで一晩マリネしてオーブンで焼かれています。