パン/パン業界情報、イベント

ADF+TSUJI一日体験記 レストランで作るパン【1】(3ページ目)

ADF+TSUJIの「レストランで作るパン」のワークショップを体験しました。設備が限られた調理場で作る料理人のパン、アラン・デュカスのレストランで実際にサーヴされているパンを12種類、ご紹介します。

清水 美穂子

執筆者:清水 美穂子

パンガイド

パン・エコセ

スコットランドのパンという意味の、ソフトなパンです。
丸めて型に入れる発酵した状態霧吹きして粉を振る
パン・エコセ
1個40gの丸いボールがくっついてクッションのような形になります。これを一人分ずつ切り離してサーヴします。

ボールを10gにするなど、もっと小さくするのもかわいらしく、型も丸い型にするなど、ヴァリエーションを考えることが可能です。

パン・ド・ミ

牛乳とバターが入ったソフトな食感を楽しむパンです。タイプ55の小麦粉を使用しています。

一応「食パン」と訳されますが、日本の一般的な食パンより身が詰まっています。

パン・ド・ミ・オ・ブール

配合はパン・ド・ミと同じですが、ラグビーボール型をふたつくっつけたような形で、挟んだバターが焼いているうちに溶けるのでバター風味のパンになり、底はカリッと焼けます。

大切なポイントは美味しいバターを使うこと。
 
両端をつまんでバターが出てこないように押さえて、オーブンへ。

パータ・フォカッチャ

南フランスでもポピュラーなイタリアのパンで、オリーヴオイルの香り高いパンです。
これはジェノワーズの型に流して焼きます。

発酵後、オリーヴオイルを塗り、穴を開け、クミンとフルールドセルを振る

ジェノワーズの型で焼くフォカッチャは、カットしてもきちんと決まった形になり、前菜の一皿に盛り合わせても良さそうです。

ちょうど焼きあがったところを、昼食の時にもいただきました。

■パン・オ・フリュイ■その他のパン→
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます