パン/パン業界情報、イベント

美味の再現 パン教室Bread on Bread(2ページ目)

ふとしたきっかけで出会ったパンに惹かれ親しんで、自分の手でそれを再現しようと試みるけれど、あまりの難しさに愕然とする。そんな時に出合ったパン教室のレポートです。

清水 美穂子

執筆者:清水 美穂子

パンガイド

パンは自己流で焼いていたので、教室で習うのは、わたしにとって初めてのことでした。 生地のこねかた、しめかたひとつにしても先生がテキパキと 教えてくださったことで、目からうろこの落ちるような感覚でした。
その後は今まで自分で焼いていたパンの味さえ数段もアップした気がしたものです。 小人数制ゆえの目の行き届いた指導も良かったのです。

大雑把に見える家庭のパン作りも、めりはりをつけて要所要所のポイントをしっかり押さえなければ なりません。それが一対一の指導では、すっと体感的に覚えることができます。
そしてなにより、先生の「あの味」の再現にかける情熱、パン生地に注ぐ愛情、 それが嬉しくもわたしの気分とぴったりでした。
このような魅力溢れる個性的なパン教室に参加できたことは貴重な体験でした。

パンや料理の教室の醍醐味のひとつは、お店の「あの味」や思い出の「あの味」を再現できるように なるということです。
この記事を読まれているおいしいもの好きの皆さんならば 「あの味」を自分の手で作ることができた時の喜びをきっと想像できますね。
作ったパンに力強さとやさしい温かみがあるのは、家族のための普段のパンを 一生懸命手でこねて作るからではないでしょうか。
これは民族も歴史も関係なく、パン作りのシンプルな真実なのです。


パン教室に通ってみようと思われる方は「パン教室」のリンク集を御覧になってみてください。
目的や好みにあった教室を見つけられるかもしれません。
家にいながらにして習いたいと思われる方は「家でパンを焼く」のリンク集を ご活用ください。 ウェブ上の無料パン教室やパン作りに関する質問相談のサイトがたくさんあります。
また初めて焼いてみようかなと思われる 方は「パン作りの本」のリンク集をどうぞ。

さて、Bread on Breadの本 「ニューヨークスタイルの人気のパン」
(梅澤佳代著 世界文化社)が4月19日、書店にて発売予定です。
「これからも、パン作りを通してもっと、もっと楽しいことしたいなあ。国内だ けではなく、海外へも、パン作りを通していろいろな人たちとコミュニケーショ ンしていきたいと思っています。」と語られる先生なのでした。

【今年はパンを焼いてみよう!】
◇生徒さんへのインタビューへ

◇先生へのインタビュー「アーミッシュママのパン作り」へ


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