フレンチ/フレンチ関連情報

『料理通信』ついに創刊!!(2ページ目)

2006年6月6日。もと料理王国の編集者達9名全員欠けることなくたどり着いたスタートライン。これからのグルメジャーナリズムを変えていくために、しなやかでしとやかな活動が今、始まった。

嶋 啓祐

執筆者:嶋 啓祐

フレンチガイド

提供する側と食べる側の間に立つミッドフィルダーとして

連載の『食のプロを刺激する店』 よく週刊誌などでシェフが通う隠れ家美食店とかいうのを見かけるが、ここでは客観的に真っ当な店を推薦してもらっているようだ。今号ではキノシタの木下シェフが通う代々木上原の『青』。

シャンパーニュ
海外からの情報も充実しているのも長年の歴史の積み重ねから
そしてレストラン悩み相談室。「席に着いてメニューを開いたら、頼みたい料理がなかった」と「レストランでの煙草の話」。身近なテーマにあいまいな答えではなく、さくっと切り込んでいるところが気持ちよい。

さらに、『食の世界の美しき仕事人たち』では内坂芳美さんの登場だ。けっして表に出ることのない内坂さんが料理界に多くの貢献をしてきたことは意外に知られていない。ぜひご一読いただきたいページの一つだ。私も内坂さんの活動に啓蒙されている一人であり、今後何らかの形でインタビューし、記事にしたいと思っている。

海外のレストラン情報が豊富なのもこれまで培ってきたネットワークの賜物か。パリ、ニューヨークと食の前線都市のレストラン情報などもしっかり充実。

レストラン
丸の内OAZO丸善にて。左が君島編集長
今は料理やレストランについては誰もが語るいい時代になった。それだけに中立的で真っ当な料理メディアの存在が欠かせないことも事実だろう。そうは言っても料理通信はスタートラインに立ったばかり。これまでのさまざまな「しがらみ」から開放された編集長以下スタッフの活躍に、一ファンとして大きな期待をしたい。それは提供する側と食べる側の間に立つミッドフィルダーとしての大きな役割に他ならない。


下記の通り、デモ販売があるようです。

デモンストレーション販売(料理通信のスタッフが立ちます)
サダハル・アオキのマカロンを先着でプレゼント!
6/6 丸善丸の内本店、銀座教文館、
6/8 青山ブックセンター六本木店(祝リニューアルオープン)
6/10 青山ブックセンター自由が丘店
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