パリ
どの店も値段表記はわかりやすく書かれている

2月8日(火)午後3時半

予定よりも30分近く早く到着。きっと風のせいだろうか、気流の関係で早く着いたに違いない。そういえばしばらく国際線に乗らないうちに席の前には小さなモニターがありそこで映画やゲームなどが楽しめるようになっていた。麻雀ゲームにはまってしまったが、10分もやっていると目が痛くなってしまう。最後にもう半荘とおもいきや、オーラスで大三元を振り込んでしまい酔いが一気に醒めてしまった!!

パリは快晴だった。思った以上に暖かく、東京の方がよっぽど寒く感じる。RERでパリ市内に入るよりロワシーバスの方が早くて楽な気がしたのだが、そのとおり。オペラ座まで40分足らずで到着。途中パリ市街地に入ってからの風景みてほっとする。通り沿いで目立ったのはブーランジェリーのPaul。日本でもおなじみのパン&惣菜屋さんだ。どの店も賑わっているのは日本と同じ。

カフェ
カフェで読書にふける紳士も素敵だ
さて、オペラ座近くで20年来の友人であるポールと再会し、サンジェルマン・デ・プレへ。30分も歩けば着くよ、と言われたがメトロを使う。昔からなのだがポールはほんとによく歩く。日本でも銀座から新宿まで歩こうと言ったくらいなのだから!!とはいえ、1時間位は歩き回っただろうか、大学、教会、小さな美術館、図書館、カフェ、それぞれに説明がついてまるで観光ガイドが横にいるようだ。でも待てよ、何年もの間に何度も彼の説明を受けているのだが、地図を見ていないのでいつもここはどの辺に位置しているのかがわからなくなってしまう。いわゆるここはどこ?私は誰?状態ってやつだ。

ピアノ
繊細な旋律に和み、そして昂ぶる
20時から始まったジャン・クリストフのショパン。その音はスタンウエイのピアノと共にパリで最も古い教会のひとつと言われるパーヴレ教会に響き渡る。音色は優しく、時に激しく。

心地良い余韻と共に、あっという間の1時間半が過ぎた。

コンサートの後だったので食事の予約の時間は21時半、しかし着いたのは22時近くなっていた。七海氏と満さんが先に来ており、とにもかくにも再会を祝ってサントネイの白ワインで乾~杯!!Sevres Babylone駅の近くにあるL’EPI DUPINは火曜日夜にも関わらず店は超満員。地元の気軽なビストロだが、今パリでは最も予約の取りづらい人気店のひとつ。この日も約1か月前からの予約だ。

ビストロ
賑やかな時間が充満する店内
そもそもフランスのレストランは年間総労働時間の関係から基本的には土日はお休み。ランチも月曜はやらないところも多い。夏休みは3週間位取るのはあたり前だ。たくさん働いちゃだめよ、と法律で決まっているわけだ。営業日数が少ないので人気店は想像以上に予約を取ることは難しいのだ。

エントランスのすぐ横に小さなカウンター席があり、そこもなかなかいい雰囲気。一人で来た時などはここだろうか。ダイニングは30席位、天井は田舎風の梁をうまくあしらった素朴な内装だ。狭いところにゲストがぎゅっと詰めて皆大声でワイワイと賑やかに食事を楽しんでいる。と書くとなんてことないのだが、本当にぎゅ~っと詰まっている。日本だと「狭すぎてヤダ」という声が聞こえてきそうだが、ビストロでは狭いところにぎゅ~っとしながらワイワイ食事を楽しむのは極めて普通のことなのだ。