小樽
止まらずになんとか上りきることができました。

小樽の坂の上に

旭川と札幌をつなぐ高速道路ができたと聞いたとき、一般道で十分なのに何で作ったんだろ、なんて思ってはいたが、実際にできて走ってみると非常に気持ちがいい。ただ目的地に向かうという便利さを求めた結果、砂川から小樽までは一時間ちょっとで着いてしまう。

昨年に引き続き訪れた港町、小樽。子供のこと父にアメリカの巡洋艦(確かオクラホマと言う名だった)を見につれてきてもらったことを思い出し、その時にどこかのホテルのレストランで食べたハンバーグステーキ。当時としてはちょっとしたご馳走だったのだ。その後小樽を訪れたのは確か94年位だったか、当時のDDIの方々と仕事の合間にレンタカーを借りて鰊御殿などを観にいったり、これが仕事の合間に行ったものだから余計に記憶に残っているのかもしれない。ちょっと懐かしいサラリーマン時代の思い出だ。

小樽
門の前にレストランの案内が出ている
小樽は鰊漁などで栄えた都市だが、今は魚と寿司、そして旧来の建築物や運河などを観光資源に変え、そこそこ賑やかな街として現在に至る。拓銀があったビルもモダンはホテルとして再生されていた。

実は知人から、小樽にいいフレンチがあることを聞いたこともあり、東京からの友人、そして札幌在住の北海道ガイド小西由希さんと出かけてみた。

そこは歴史ある建築物「海宝楼」の半地下にあるフランス料理店。この海宝楼は木造平屋、大正15年から何年かに亘って造られたお屋敷で海運王とも言われた板谷宮吉の住まいだったものが引き継がれている。がしかし、老朽化により現在は工事中。そのせいか昼は工事車両が行き来し、夜はひっそりと淋しいエリアとなる。

はて、こんなところにフランス料理店があるのだろうか。

海側から急な坂を上りきった右手に海宝楼の門が見える。小樽は坂の街。ゆっくりゆっくり上った先にはきっといい眺めが待っているに違いない。門の前にフランス国旗とランチの案内が出ているが、店の入口は建物の向こう側。少し回り込んだところに半地下になっている玄関が見えるがそこが「ラ・シュミネ」だ。辺りは工事中だが、運河や港が一望できる。工事が終わると景色はさらに色づくに違いない。