フレンチ/フレンチ関連情報

紅茶の魅力にぐぐっと迫る!(2ページ目)

「食」の本質はいかに優雅で楽しい時間を過ごすかに尽きると信じている私。木村先生のティーサロンでは紅茶を通してそんなことを教えてくれる。

嶋 啓祐

執筆者:嶋 啓祐

フレンチガイド

ダージリン・ファーストフラッシュとセカンドフラッシュの違い。
マリアージュ・フレールの本店でダージリンの値段を見たときに、何も知らなかった私はファーストフラッシュの値段が余りにも高価であっと驚いたものだ。しかしその違いを知らぬまま、値段だけで気持ちが揺らいでいたことは今となっては非常に恥ずかしい。

まったく違うのである。色も香りも味わいも。。。

まずファーストフラッシュは3月から4月にかけて採れるもの。茶葉は茶色がかかった緑色で新芽を多く含んでいる。この日のダージリン・ファーストフラッシュは、インドはピュッタボン地区のものでファーストフラッシュの典型とも言えるステータスある茶園だ。

そしてセカンドフラッシュは標高2300mの高地にあるキャッスルトン茶園で採れたもの。歴史と名声を持つその茶園のダージリンはマスカットの香りが漂う上品なものとして有名だ。

さて、使う茶葉の量だが、ティースープンで人数分+1杯が目安。日本茶と違い、一度入れるとそれで終わりだ。沸騰した熱いお湯をサーバーから注ぐ。ポイントはお湯をなるべく空気に触れさせるところにあるという。3分ほど時間が経ってからあらかじめ暖めておいたカップに注ぐ。ちなみに水はヴォルビックを使っていた。やや固めの水は意外な気もしたが、日本では硬水だと思われていてもフランスではそれが普通であったりすることが多いそうだ。ただし、ヴィッテル位硬くなると味わいのバランスが崩れるらしい。

この日は単に紅茶を楽しむだけではなく、パン、ショコラ、スコーンやジャム、キッシュなどお菓子や軽食も一緒に楽しむまさに午後のサロン。そのサロンで紅茶を立てる主をホステス、そしてホステスについて食器やお菓子をサーブする人をバトラーと呼ぶ。

その後大好きなアールグレイの比較試飲。アールグレイはベルガモットで香りをつけたフレーバードティーの代表ともいえる紅茶だ。テースティング用のカップでまずは香りから入るが、それぞれ産地や銘柄によって香りは微妙に異なる。
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