大作ソフトが激突した年末商戦、それで結局どうなった?

激闘の年末商戦の図
大作に新型ハードと話題十分の年末商戦でしたが、果たしてその結果やいかに?
2009年はドラゴンクエスト9、ファイナルファンタジー13(以下FF13)、NewスーパーマリオブラザーズWii(以下NewマリオWii)と、ゲーム業界を代表するブランドタイトルの本編が続々と登場した年でした。特に年末商戦では、FF13とNewマリオWiiという2つのビッグタイトルで大いに盛り上がりました。

今回は、その盛り上がった年末商戦でゲーム業界市場は結局どうなったのか、というまとめをしてみたいと思います。PlayStation3(以下PS3)は最大のキラータイトルFF13の登場でWiiに勝てるのか? 据え置きに比べると若干タイトルが弱かった感もある携帯ハード勢は? 年末商戦を経た各ハードの状況をお話したいと思います。

WiiとPS3の躍進、遅れをとったXbox360

ライトニングさんがサポートするPS3の図
FF13の登場で2009年末のハイエンドゲーム機市場はPS3が独占状態。大きく販売台数を伸ばしました。
2009年の年末商戦は、据え置きハードがとても元気でした。その理由は、とにもかくにもFF13とNewマリオWiiという2つのキラータイトルの存在が大きかったと言えるでしょう。特に、PS3の躍進は例年に比べて目覚しいものがありました。

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ただしWii対PS3という軸で考えるなら、両ハードともに伸びた結果、その構図はあまり変わっていません。累計でWiiが約950万台、PS3が約440万台。依然としてWiiが2倍以上の差をつけて据え置きハードでトップに立っています。みんなでワイワイ遊べるNewマリオWiiと、1人でじっくり遊ぶFF13の2つは、ゲームをプレイするシーンが全く違うこともあり、あまり競合せずすみ分けて売れていったようです。つまり、マリオ対ファイナルファンタジー、Wii対PS3という対決はなく、両者は別方向で同時に売れていったというのが2009年の年末商戦でした。

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WiiはFF13の影響をあまり受けませんでしたが、大打撃を受けたハードもあります。Xbox360です。Xbox360はWiiに比べればハードの性能もPS3に近く、PS3とXbox360で同時に発売されるマルチタイトルも多いことから、両者はかなり近い位置にいます。そんな中、PS3にしようかXbox360にしようか迷っていたユーザーの多くをFF13がPS3に誘導したことで、Xbox360は、2008年末や2007年末と比べてもひどく伸び悩みました。結局、年末商戦終わって累計約120万台。Wii、PS3の両者との差がさらに拡大する結果となりました。

次はNewマリオWiiにFF13と、大看板が市場を席巻した据え置きハードに比べると、年末タイトルに少々地味な印象もあった携帯ハードについて、お話したいと思います。