広報の熱意にアップルの姿勢が表れる
iPod touchが携帯ゲーム機における第3の勢力になるのかどうか。それはApp storeに登場するソフトが鍵を握るかもしれません |
そうなんですが、なんというか、個人的な印象で申し訳ないのですが、ちょっと気迫が違ったんですね。一言で表現するなら、必死でした。ハード戦争などと呼ばれて、シェアの奪い合いを繰り広げるゲーム業界においても、こんなに必死に頭を下げて商品を売り込む広報さんはなかなか見かけません。
スタン・イング氏による直々のメディア応対、DSやPSPと並べた上でのiPod touchの優位性のアピール、そして広報さんの熱意。どれもアップルがゲームに対して本気で、真剣に、イノベーションを起こそうとしていることがひしひしと伝わる出来事でした。もしかすると、iPodとiTunes Storeが音楽業界に大きな変革をもたらしたように、iPod touchとApp Storeがゲーム業界にも新しいムーブメントを起こしてくれるのかもしれません。そんな予感と共に、アップルストア銀座店をあとにしました。
取材にご協力いただいたスタン・イング氏をはじめとしたアップルの皆さん、ありがとうございました。
【関連サイト】
アップル - iPod touch(公式サイト)
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