そう。Blu-rayであるただひとつの問題は、PS3自体が高いことである。
となれば後お願いしたいことは「Blu-rayDiscの大容量を生かしたタイトル」で、「あぁ、やっぱりBlu-rayDiscって必要だよね☆」と思わせていただきたい。
このアンケートを実施したとき、なんと6割が「不必要」と返答している。
同時に「必要に決まっている!お前は何もわかっていない!いらん記事を書くな!」というメールもいただいた。
いや、違う。
■関連ガイド記事:PS3を買わない、これだけの理由
僕は今回のBlu-rayDisc搭載も長い目で見る必要があると考えている。PS2ですでにDVD2枚組みのゲームなども発売されているし、HD画質になって情報量が増えれば容量の面でも不安が少ないに越したことはない。
筆者自身は必要だと思っている。
Blu-rayDiscの市場拡大がどうこうを置いておいても、である。
PS3もXbox360もハードとしては一長一短あり、明確にどちらかが優れていると言える部分は案外少ない。
そんな時、Blu-rayDiscの搭載は後々生きてくるだろうと思う。
PSPの存在もPS3にとってプラスに作用するはずだが、PSPの存在感は海外ではかなり薄い。
成熟したゲーマーの全員がコントローラーを振り回して遊びたいわけではないのではないか、と僕は思う。
従来の方程式に則ったゲーム機を選ぶなら、PS3は魅力的な選択肢となるはずである。
PS3のように最新技術の塊のようなゲーム機が、従来の方程式に符号するというのもおかしな話ではある。
だが、PS3が「従来にない遊び」を提案しきれていないのもまた事実なのである。
PS3のコントローラーにはモーションコントロール機能がある。こんなことすら、ひょっとしたら知らないユーザーも多いのではないだろうか?
まだまだ課題は多いPS3
2年以上前の記事を掘り出してみたわけだが、PS3のシェア自体は広がったものの、状況はそれほど変わったわけではない。11月には値下げ効果など好材料が多かったにも関わらず北米での売上はXbox360に敵わなかった。国内では売上を伸ばしてはいるもののWiiの背はまだ遠い。
だが『ファイナルファンタジーXIII』の発売後、多数の話題作が待ち構えている。これからのPS3はかなりの存在感を示すことだろう。
ただプレステガイドとしてPS3に厳しいことばかりを書いてきた気もする。
愛が故の苦言ではあるが、来年以降はもう少し優しいことを書こう。
というのが、まぁ最大の反省と言う事で締めくくりたいと思う。