PS3が売れないのはなぜ?

 
今でもPS3はほぼ確実に入手可能。量産体制が早期に整えられたのは喜ばしい限りだが…。
PS3は北米、欧州でもそれなり程度の販売を維持している。
にもかかわらず日本国内での評価は「売れていない」。
実際Wiiの販売台数に大きく後れを取っており、ちょっとやそっとじゃ挽回できなさそうである。

なぜユーザーがPS3を購入しないのか、理由はおそらく多岐にわたるだろう。
今回は「PS3を買わない理由」を考え、かつ、PS3を応援する立場から反論を試みたいと思う。

×普及していない
×ソフトが無い
×すでにマイノリティーになりつつある

大事なポイントだが、周りの人が持っていないというのは大きい。実際に筆者のまわりではWii購入者に比べてPS3購入者があまりにも少なく、話題を共通できる人が少ない。
「あのソフトが面白かった」などの情報も入ってこなくなるし、やはり全体的な雰囲気として「もっと売れてからでいいか」という様子見的な空気が蔓延してしまうと、そこからの躍進が難しくなってしまうように思う。
新ハードの登場時は「アーリーアダプター」と言われる「新しいモノ好き」がある程度購入する。PS2の時はそれがスタートダッシュとなって瞬く間に普及したのだと思われる。

・アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者)
社会と価値観を共有しているものの、流行には敏感で、自ら情報収集を行い判断するグループ。オピニオンリーダーとなって他のメンバーに大きな影響力を発揮することがある。全体の13.5%。

イノベーター理論 - Wikipedia

メーカー的にも普及していないゲーム機に開発費を投入するより、普及しているゲーム機に注力していきたいという思惑がある。現在PS3に巨費を投じるのはそれなりの博打になってしまうわけである。
ここはじっくりと良いタイトルが揃うのを待つしかない。遊びたいタイトルのないゲーム機を買う必要はない。夏から年末にかけてPS3用タイトルが増えるにつれ、緩やかに普及が進み、どこかで爆発的に普及する瞬間があるものと思う。

筆者の周りには家族連れが多く、昔はPS2などに興じていた男性ユーザーが家族のためにWiiを購入したという例を多く見かける。ただ、WiiはWiiであり、従来のゲーム機とはちょっと違うものという認識も多いようだ。
やはり所帯を持つ前に慣れ親しんだタイプの、従来のゲームの延長戦を望む声もあり、「盛り上がってこればPS3購入も検討したい」というユーザーも多いだろう。