冬季オリンピックメンバーにもシューズ提供
「私の経験と感性を入れたシューズを」と三村氏 |
三村 とりあえずソール関係とかラスト関係を持っている陸上競技、野球関係を今年は中心に。他の競技も冬季オリンピックに出る選手のトレーニングシューズも6人くらい携わっていますけどね。これから、できるだけ頑張って私の経験と感性を入れたシューズを開発していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
三村さんのノウハウ活用でマラソン界を元気に
谷口 陸上でしたら、男子マラソン界は元気がありませんので、そのサポートをしていただければいいなと。それには三村さんのノウハウを生かせるような選手を育てることが第一かなと思いますんで、ご協力のほどをよろしくお願いします。青木 世界のブランドであるアディダスと三村さんがタッグを組むことで非常に可能性を感じています。これから、もっともっといいシューズを作って欲しいなと思います。
森下 アディダスファミリーに加わった抱負を。
三村 アディダスグローバル本社と研究開発していくと、新商品発売は来年になります。1年くらいかかりますからそれをやっていきます。トップ選手に関しては、できるだけ記録が出た、良かったと思っていただけるような物作りをしていきたいと思います。
楽しみな一般向け三村シューズは来年
三村氏は、海外アスリート向けの商品開発も行うとのことであり、三村氏を慕う国内アスリートとの新たなる契約もあるかもしれません。一方で、チームがアディダス以外のメーカーと契約しているケースなどでは、所属選手がメーカーを変更して三村氏のシューズを履くことが困難になるケースも考えられます。とはいうものの、名工・三村氏と世界のトップアスリートにシューズを提供するアディダスとのコラボレーションから生まれるシューズが、一般ランナーでも足にすることができることになることに大いなる興味があります。
どのようなシューズが生まれるのか、一般ランナーとしては、商品化される2011年が待ち遠しいばかりです。
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トップアスリートを支えるもうひとりのヒーロー
アディダス
アシックス